てらさき雄介の日記
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2008年07月26日(土) 改めて、政令市

月例のミニ県政報告会を開催した。テーマは「政令市移行のメリットとデメリット」。参加者からは、津久井地域の線引きも合わせて、賛否両方のご意見を頂いた。

政令市移行を初めて取り上げたのは、10年ほど前になるだろうか。市議会の総括質疑だった。「自治体が自立を目指しまちづくりを進めていくなかで、本当に住民のニーズにあったまちが出来てくる。」

移行という結果も大事だが、移行する経過も意義があるはずだ。今でも移行推進の立場で取り組みを進めているが、しかしもっと住民を巻き込んだ取り組みに出来なかったものか。反省も残る。

お金の計算だけすれば、移行すればマイナスになるのは当然。これは先行政令市の現状を見ればあきらかだ。しかしお金では計れないメリットこそ、移行を推進する立場として訴えねばならない。

毎日色々な市民と、政令市について話すが、残念ながら情報は的確に伝わっていない。「市役所が勝手にやってるだけ。」「市議の名誉欲では。」そう言う人はまだ関心ある方だが、「政令市って何?」がむしろ一般的だ。

今日の報告会のなかでも、一層の情報公開をすることを参加者に約束した。ひとつには、事務委譲に伴う住民サービスの向上を、具体的に明らかにすること。‘身近な方がいいでしょう’という抽象論ではなく、‘身近だと○○が良くなります’と明言できなばならない。

またお金の話も軽視は出来ない。住民説明会でも、市財政を心配する声が多かったと聞く。数字は大方出ているが、詳細は8月一杯というところか。数字が出揃った段階で、改めて「本当に政令市になるかどうか」の意見を住民に問うべきだろう。

将来の相模原にとって、どうすることがより良いのか、今後も冷静沈着に考え取り組んでいきたい。

【今日一日】
 9:00 事務作業/事務所
11:00 月例ミニ県政報告会/市民会館
14:00 後援会役員会/市民会館
19:00 中央2・3丁目自治会盆踊り/中央
19:45 千代田1丁目自治会盆踊り/千代田
20:30 上溝夏祭り宵宮/上溝


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