てらさき雄介の日記
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日雇い派遣労働が原則禁止になる。日雇い労働を一般化した規制緩和は、この国のセーフティーネットを大きく崩したが、政府自らが気付いたという点では評価している。雇用は社会保障の基礎だ。
この改正の背景には、秋葉原の無差別殺傷事件があったそう。厚生労働大臣もそう言っている。ここに至るまで、多くの政治家や主権の声は届かなかった。むしろ象徴的犯罪によって、政策が変化する時代なのか。
今後の高齢者社会に向けて、現在は縦割りになっている多くの社会保障政策を、整合性を持って確立しなくてはならない。その前提は、今ある保障(セーフティネット)は崩さないということ。
私の父は大手のサラリーマンだったが、50代で関連会社に出向になり定年を迎えた。企業は冷たいと当時は思ったが、それは一面的な見方だったようだ。最後まで面倒を見るという、日本企業の良い文化でもあったのではないか。
今後は、何か事件が起こる前にこそ、政治は真剣に対策を採るべき。
【今日一日】 終日休暇
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