てらさき雄介の日記
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竹島について、学習指導要領に記載されることになった。ヒステリックな扱いにならないよう配慮は必要だが、現に領有権を争っている以上は、それを子どもたちに教えることは必要だ。
北方領土についても、今や政治で話題になることは少ない。ましてより重要な尖閣諸島などは、その位置すら知らない国民も多い。事実関係を知らずしては、相手国と議論することも出来ない。
それぞれの場所について、それぞれの違った見解を、私は以前から持っている。しかし全て通して言えることは、‘早く’話を進めることが、必ずしも真の解決を意味しないということ。
さて世界史のなかで、EUの果たした役割は大きい。「世界はひとつ」という‘綺麗ごと’が、通貨統合によって地域では現実になりつつある。軍事と通貨を一体化することが、究極の紛争防止だから、その半分はヨーロッパは果たしたのだ。
アジアは、ヨーロッパとは情勢が違う。各国の通貨価値も違えば、政治体制も大きく異なる。しかしEUが、東欧共産主義崩壊後に急速に結合した事実を見れば、アジアでもいつどんな状況になるかはわからない。
皆で平和を希求する、その中心に日本が責任を果たせれば・・・、果たして夢であろうか。
繰り返しだが、領土問題は事実を的確に把握し、その上で論を持つべき。更には粘り強く、相手国と話合うことを肝に銘じるべきだ。
【今日一日】 終日休暇
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