てらさき雄介の日記
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2008年01月25日(金) |
揮発油税等の暫定税率 |
このテーマへの関心は、余り大きくなかった。しかしいつの間にか、国政の最大課題(?)に。そろそろ意見を書かねばなるまい。
道路特定財源の根本のうち、‘自動車使用者が道路建設代金を多く負担すべき’は正しい考えだ。
また環境保全という視点でも、自家用車の使用をより減らすべきは当然。税金をかけることによって、一定の抑制をかける手法は理にかなっている。
ゆえに揮発油税等を存続させること、それが道路特定財源であることは間違っていない。しかし暫定の名によって税率を上げていたのは、過去よりも多くの道路整備を行うという発想。
未整備の道路が多くあるのは理解できるが、全体的には道路関係の公共事業は減らさなければならない。ここに至ってより多く建設しようという発想は、後生負担を考えたとき余りにも無理がある。
その意味で暫定税率は廃止すべきだろう。しかし民主党の打ち出し方はイマイチだ。「ガソリンが25円下がります。」は、この問題の本質ではない。またそれで「ラッキー。」と言うほど主権者は甘くない。
公共事業のあり方、税制のなかの特定財源の考え方、そして経済状況と税率のスライドのさせ方。せっかく暫定税率の期限が切れる訳だから、それをチャンスにして根本的議論をすべきだ。
少し話しはそれるが、価格の上下を税金によって調整するのは悪いことではない。つまりガソリンの高騰を、減税によって実質安くすることはあり得る。しかしそれは暫定税率云々の話とは別に、日常の政治の知恵ですべきこと。
更に話はそれるが、民主党の一部国会議員が、暫定税率廃止に反対する意向を示している。まあ多少ならいいのではないか。菅直人の言うように、それで「議員辞職しろ」は行き過ぎ。この問題でも、民意は2つではない。
さて今まで国会議員を含む多くの民主党員と、このテーマで話しをしてきたが、ほとんどの人に基本的知識がなく、かつ真面目に考えていない!執行部の言うことを、理解もせずに鵜呑みにしている。それこそ民主政治の大問題だ。
【今日一日】 1000支援労組挨拶/下九沢 1030挨拶まわり(数十軒)/市全域 1800支援者親族お通夜/古淵 1830相模原塗装組合新年会/弥栄 1930JP労組JPU相模原地方支部‘新春のつどい’/清新
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