てらさき雄介の日記
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2007年03月24日(土) 無所属の重要性

統一選挙間近だ。多くの政党や候補者が入り乱れている。インパクトとしては党所属候補の方があるが、一方地道ながら無所属で頑張っている皆さんもいる。

無所属にも民主系と自民系がいるが、それも政令市移行に向けて、自然に二大政党に集約されていくだろう。

そのような中、私自身民主党員でありながら天の邪鬼な言い方かもしれないが、無所属の皆さんの重要性も議会のなかではある。

地方議会は国レベルの対立軸ではないし、党利党略で行っていいものではない。しかしそれでも影響は受ける。今回の地方選挙が‘国政選挙の前哨戦’と誤った認識で捉えられるのもそのためだ。

しかし選挙事情など消極意的な理由ではなく、信念で無所属を張るのはとても大変だと思う。

つい先日神戸市議会議員の井坂信彦氏から政策資料が送られてきた。5年ほど前に、森山浩行前大阪府議(当時堺市議)・泉健太衆議院議員(当時浪人)・土井達也大阪府議(当時阪南市議)ともどもフィリピンの選挙を体験に行った仲間だ。

彼は無所属だが、議会内会派を組んでいる。そして会派としてマニフェストをつくっているのだ。それが選挙前の取り繕いでないことは、4年間にわたって会派として活動報告をしてきたことでもわかる。

さて政党人として思うことは、党内において常に多様性を失わないことだ。いつも言っていることだが、「バラバラだ」という批判を恐れずに、意見集約の過程をしっかり情報公開していくべき。

将来二大政党を発展させて、民主党が本部直轄ではなく、それぞれの地域ごとに神奈川民主党・東京民主党・埼玉民主党・・・をつくることが利理想だ。

その時はもっとウィングを広げて、無所属の皆さんとも政策提携出来るかもしれない。


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