てらさき雄介の日記
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2006年11月23日(木) 平沼赳夫氏に注目

いわゆる自民党造反組のなかで、選挙後、方針転換して郵政法案に賛成した人がいる。その人は当然に自民党に戻るべきだろう。その方が分かりやすい。

しかし平沼氏はどうするのだろうか。法案の賛否は別にして、彼が信念を持って再び反対票を入れたのは、政治家として立派な姿だったと思う。

今回の復党には、この法案(既に法)への支持が条件とのこと。彼は受け入れるのだろうか。それとも水面下で、既に落とし所は見つかっているのだろうか。

藤井先生は立派な方だが、その中でも一番説明しやすいのは、自民党離党後、一貫して非自民だったことだ。

何度も登場している明大雄弁部先輩の田中良都議は、十数年前に日本新党ブームで都議になった。曰く「その時当選した数十名で、今こちら側で残っているのは自分ひとり」とのこと。

ブームで当選したので、その後落選した人もいるし、生き残っている人は全員自民党に入っているそうだ。

戦中の厳しい時期でも、大政翼賛会の非推薦で当選した人もいる。同じく明大雄弁の三木武夫先輩もそうだし、故郷相模原の英雄尾崎行雄氏もそうだ。

平沼氏は筋を通して欲しい。単に自民党の問題ではなく、「ああ今でもこういう人がいたのか」と思わせて欲しい。期待している。


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