てらさき雄介の日記
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2006年11月11日(土) 市民団体の合併への不安

市民活動フェスティバルが開かれた。市民活動サポートセンターが主催したものだ。

けやき会館では、各団体の交流企画が行なわれた。多くの団体から活動紹介があったが、津久井地域からも複数参加していた。

今回合併することになったので、あえて声をかけたのだろうが、当然に各団体から合併についての意見も聞かれた。

期待をする声もあったが、どちらかと言うと、不安の声が大きかった気がする。中には、明確に合併に反対している団体もあった。

不安な理由は、大規模都市に編入されることに尽きていた。つまり新相模原市のなかで、津久井地域が軽視されるのではということだ。

もちろん編入した相模原市にその意思はないが、しかし結果として周辺部が寂れてしまう傾向は、他多くの自治体の例でもいがめない事実だ。

だからこそ、現在作成している新総合計画(行政計画)をはじめ、津久井地域を含めた新市の姿を、もっと具体的に現していく必要があろう。

更には合併に至る過程には、津久井地域は内部で色々あったのは事実。その精神的なケアも必要と感じた。

津久井地域のある合併推進派の政治家は、合併が決まった後、あえて反対派の家を訪問して、今後のまちづくりの協力を依頼していると言う。なるほどだ。

市民活動に参加している人は、何だかんだと言っても、愛郷心旺盛な皆さんばかりだ。もっと相模原市の側から、機会あるごとに声をかけていく必要があろう。


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