てらさき雄介の日記
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2006年04月24日(月) 今度は城山町と合併協

相模原市・城山町合併協議会がはじまった。今日の第一回会議を傍聴した。今までどの町と、どういう経緯で合併協議を進めてきたかは、既に相模原市民もよくわからない。ましてや市外在住の方は、もっと理解し難いと思う。

経緯について、改めての解説はしまい。今日の会議を見るにつけ、ここに至っては最早何を言ってもダメだと気付いた。何でもありの合併の事例として、残念ながら全国に悪例を残しただろう。しかし事後検証をしっかりして、反省すべきをすれば、今後のまちづくりに繋がると信じたい。

さて城山町民は、合併について真剣な議論をしてきた。賛成派も反対派も、覚悟を持っての合併協議会への参加だろう。故に会議の進行について、城山町側に言うことはない。例によって問題は相模原市側だ。

特に新市計画について、「将来のまちづくりビジョン」策定に携わった一人として言いたい。このビジョンの存在をどれだけ意識して、果たしてこの計画をつくったのか。どうも陰は薄いようだ。これから行なわれる総合計画策定時こそは、合併協議に携わった行政職員の奮起を期待している!

今後の注目は、都市内分権のテストケースとして採用された‘自治区’制度だ。自治区の生命線は‘評議会’だ。ここがしっかりすれば、文字通りの自治が出来る。またシャンシャン会議になってしまえば、行政の下請けになってしまう。

評議会の構成も重要だろう、各種団体代表者が入ることは構わないが、同時に意欲ある志願者を多く募るべきだろう。大切なことなので、機会を捉えて直接口を出していきたい。津久井は第二の故郷になるのだから。

さて市長を久し振りに拝見した。執念の目と、少し聞き取りにくいながらも、重い響きの良い声をされていた。しかし杖をついて歩かれている姿は、痛々しいし、残念ながら首長として無理がある。

過去3度の市長選挙で、他候補を応援した私でさえ見てられない。市長を支持する方々が、この姿を見て何も言わないのか不思議だ。権力者の孤独かもしれない。




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