てらさき雄介の日記
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2006年03月07日(火) ある市議の辞職

岩上容子相模原市議会議員が辞職した。所属は共産党で同党には珍しく20代の若い議員だ。

かつてラジオ番組に出ていた頃、“新人議員に聞く”のようなコーナーを偉そうにやった時、出演して頂いたことがある。

非常に気さくで共産党らしくない(深い意味はありません)雰囲気だった。市議会では若手として、ガンガンやってくれるものと期待をしていた。

その後市役所廊下ですれ違ったことがある。大分痩せられていて、「市議会は合わないですかね?」と冗談を言った記憶がある。

その頃から議会には出てこなくなり、2年余りが過ぎてついに辞職となった。想像の域を出ないが、私が言った冗談は的を得ていたと思う。政党か議会か、あるいは政治そのものが合わなかったのだろう。

出来るなら立候補する前に気付いて欲しかった。本人が無理ならば周りがである。共産党のようなしっかりした政党の割りには初歩的なミスだ。

2年間も欠勤していたのに急遽辞職したことについて、市長の病気療養とあわせて色々言う人もいる。その間の税金からの報酬支出は確かに無視出来ないことだ。

しかしそれでも岩上容子さんには、引き続き相模原で頑張って欲しいと思う。若手議員が一人いなくなったことが、党派を超えて悔やまれてしまう。




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