てらさき雄介の日記
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2006年01月28日(土) 初めて見る血統書

実家が犬を飼った。数ヶ月前のことだ。我が家系に似合わず、血統書付きの柴犬とのこと。

そして初めて血統書なるものを見た。両親、祖父母、曽祖父、さらにその両親まで書いてある。私も曽祖父までしか顔と名前は知らないから(それも写真で)お犬様も大したものだ。

生まれは郡山で犬号(?)は「白竜号」という。真っ白な毛並みから付けたのだろう。ちなみに我が実家では「レオ」という名前を付けているが、これも真っ白でライオン似だったからだ。名前に含蓄があろうがなかろうが、動物の命名とはこんなものだ。

さて血統書をつくっている団体だが、社団法人日本犬保存会という。所在地は母校明治のある神田駿河台だ。

品評会のような大会に出ると血統書云々が始まるらしいが、その他の分野で役に立つとは思えない。つまりは我が実家では血統書は不要だ。

人間であろうとなかろうと、ご先祖様からの脈々とした家系は尊重すべき伝統だ。しかし血統書という響きには、その優劣をつける意味も込められている。好きな言葉ではない。

まあ犬に責任のある話ではない。お座りなどをたどたどしくしている姿はかわいいものだ。実家に寄る楽しみが一つ出来た気がする。


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