てらさき雄介の日記
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昨日2件目の忘年会が、愛川町春日台であった。
上溝駅からタクシーで向かったのだが、料金は約2,000円。橋本駅へ行くのと、そう変わらない。
距離が近い割りに、何となく縁遠く感じるのは、相模川を挟んでいるせいだけではないだろう。
「行政圏」というのがある。
私の造語かもしれない。
市町村の境目という意味ではなく、政治・行政に携わる人間が、暗黙のうちに意識している圏域のことだ。
愛川町は、残念ながら厚木圏域に入る。少なくとも、多くの市民・町民はそう思っている。
しかし昨今は違う流れも感じる。
帰りのタクシーで、運転手さんと話をした。
愛川発のタクシーの行き先は、相模原方面と厚木方面と半々で、年々相模原方面が増えているとのこと。
今後相模原市が政令指定都市を目指す過程で、周辺自治体の協力が必要になってくる。
津久井との合併では、多くの反省材料を得た。
同じことを繰り返さないためにも、お隣である愛川町のことを知っておくべきだろう。
さて神奈川県政の地域計画は、「地域政策圏」に依って行なわれている。
そこでは「県央地域」という枠に、相模原市も愛川町も入っている。何と津久井は、また別の地域だ。
そこに暮らす私たちの実感と、横浜関内の県庁との意識がずれているのだ。
広域行政を担うに相応しい、新たな圏域づくりについて、いずれ県議会本会議で知事に意見してみたい。
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