てらさき雄介の日記
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2004年10月31日(日) 高くなったガソリン代の一部がここに

ネット上のニュース欄に以下の記事がありました。前文掲載しますので、とりあえずご覧ください。


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クウェート国民に7万円「ボーナス」 原油高で国庫潤う
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 記録的な原油価格の高騰が続く中、湾岸産油国のクウェート政府は31日、利益を還元するため、国民に1人一律200ディナール(約7万1800円)を支給することを決めた。AFP通信が報じた。

 同国内閣は、声明で「決定は、首長の指示に従った」としている。クウェート人は約96万6000人(04年7月)なので、約693億5000万円の大盤振る舞いとなる。同国経済を支える約129万人の外国人労働者は対象になっていない。

 クウェートは、原油の確認埋蔵量が980億バレルで、世界全体の10%を占める。原油価格の高騰で今年度、政府の歳入は過去最高額が確実視されている。

 国民は豊かな石油収入を基に、所得税無税や充実した社会福祉、格安の公共サービスを享受している。労働人口約27万人の9割以上が、競争やリストラのない職場環境と高給が保障された政府公共部門で働いている。  

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ほほえましいニュースとも言えるのでしょうが、ひとり当たり71,800円は結構な値段です。ガソリンが目に見えて高くなってますが、その一部がこういう使われ方をしているのにはびっくりです。

値段が高くなっているのは、高くしなければならない理由があるからと理解していましたが、そうでもないようです。

湾岸戦争の際、クウェートの主権回復のために数百億ドルという資金を出しました。クウェートはその後アメリカに対して多大な“恩返し”をしていますが、日本に対しても少し考えてくれるべきです。

非常にせこい意見ですが、率直な感想です。


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