てらさき雄介の日記
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2004年03月18日(木) |
竹中平蔵氏の副大臣、伊藤達也代議士 |
私が市議になる前に秘書をしていた伊藤達也衆議院議員は、小泉内閣で金融財政担当副大臣をしています(正確には内閣府副大臣)。思えば以前から大臣の竹中平蔵氏とは親しかったことを考えると、長期の在任期間にも納得がいきます。政府に対する姿勢や党派は違いますが、現状数少ない政策通の政治家と尊敬しております。現在の金融政策の改革に期待するところ大であります。与党であることの強みは確実にあります。
松沢知事と以前お話しをした際に、国会議員から知事に転出したことを「改革ができるポジションにつきたかった」と率直に言われていました。中田横浜市長も同趣旨の発言をしていた記憶があります。
地方議会の議員は制度上、基本的に野党的な姿勢で行政に対します。しかし時として、その力のなさに虚しさを覚えることもありました。私の考える地方議会の将来像は、現在のような制度とは違います。行政が内部において、市民の意見を的確に集約できるシステムをまずつくることです。その結果「市民の意見を行政に伝える」という議会の仕事はなくなります。その後は、議員は首長とともに行政内部に参画してまさに執行部の一翼を担うべきです。選挙制度は別にして、議員内閣制的なものです。
与党になった時に自分の政策を実現できるかが、大切な政治家としての力であると思います。私にその能力があるかと言われれば、まだまだでしょう。これからは、今の政策についてどう思うかという分析のみでなく、新たな政策をつくりあげていくとう努力をしなくてはと思います。
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