てらさき雄介の日記
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2004年03月17日(水) |
明大総長の挨拶に感動じ入りました |
母校である明治大学付属中野八王子中学校の卒業式に参加しました。校友会(OB会)の会長を引き受けているため、入学式や卒業式はいつも出席しております。私も祝辞の時間をいただきますが、子どもたちに説教じみたことを言うのが苦手なものですから、あまり有意義な挨拶はできていません。
式のメインは卒業証書の授与です。その際のBGMがSMAPの「世界にひとつだけの花(歌詞なし)」でした。それを聞いた明治大学総長が、その後の来賓挨拶のなかで、昨今の個性尊重の風潮は「あまりにも様式化・ファッション化した社会に対する人間の根源的な反抗という側面」があるとの洞察を述べていました。思わずメモしてしまいました。
実はこの曲については、昨年から考えることが多かったのです。紅白歌合戦の大トリになるなどの社会現象になったことを、おぼろげには納得しながらも、自分のなかで言葉に出来ていない面がありました。なるほど!という思いでした。
「肥えた豚よりも飢えたソクラテスになれ」は全共闘時代の東大大河内総長の言ですが、昨今はなかなか心に響く言葉がありません。そんな言葉をひとつでも訴えられる政治家になりたいです。
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