てらさき雄介の日記
DiaryINDEX|past|will
スペインのマドリッド近くでテロがあり、140人以上の方がなくなりました。スペイン政府は国内の非合法組織によるものと発表しましたが、その組織は犯行を否定しているそうです。
戦後の日本でもテロはおこっています。政治的なものもあれば、そうでないものもあります。そして全てのテロには「原因」があります。その「原因」の如何によって、テロを正当化できないことは言うまでもありません。しかしその「原因」を取り払うことが、テロを防ぐ最短の道だと思います。テロリストの標的になる可能性を全力で回避することです。
この意見には反対論もあるかもしれませんが、私の政治家としての根本的信念によります。戦争をしてまで貫く正義はありませんし、テロを受けてまで守るべきものがあるとも思いません。国民の生命と財産を守ることが第一の政治の役割です。
現在の日本の対外政策は、今まで友好的であった国々の中にも敵対心を植えつけています。繰り返しますが、テロリストの言い分に耳を貸すということでは決してありません。ただリスクを回避する努力を政府は全力でして欲しいのです。「弱腰」「卑怯」「平和ボケ」そんな意見こそ危険であるという認識を今改めて持つべきです。
|