てらさき雄介の日記
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2004年02月24日(火) |
市議会3月定例議会が開会 |
市議を辞めてからも、市議会の動向は常に注視しています。本日から、年間で最も議案の多い、3月定例議会がはじまりました。この議会で最大の案件は、市長の「施政方針演説」です。今回は小川市長の今任期中最後の所信表明のため、とても楽しみにしていました。
演説の内容を聞いた(正確に言うと原稿を見た)結果を書きます。これは在職中から思っていたことですが、どうしても総論として「相模原をこうしたい」という思いが伝わってきません。これは小川市長個人の責任というよりかは、日本の多くの政治の現場で感じることです。「一概には言えない」と言い訳をする人もいますが、市民からすると「一概に言う」ことによって、わかりやすくもなります。また役所が書いた文書であるということがありありと伝わってしまい、政治家小川勇夫氏の思いや哲学がよくわかりません。
相模原市議会では演説と一字一句変わらない原稿が、議員には前もって配布されます。議員は市長の演説を聞くというよりかは、目でその原稿を追うという感じです。私は原稿を伏せ(伏せていることをもって真面目に聞いていないと批判する議員もいましたが・・・)、市長の表情などをじっと見たりしていました。
「地方自治は民主主義の学校」という言葉があります。私も6年間の市議生活のなかで、自分のなかの民主主義観が大きく成長したと思います。だからこそ市議会も、県議会も、もっと柔軟な議論をすべきです。極論を言えば、市長が答弁を間違えてもいいし、議員が過去の発言を訂正してもいいと思います。もっと失敗し、もっと活発な相模原市議会であるべきです。
議案の中に平成16年度予算案がありますが、この中身に何点か疑問がありました。このことについては仲間の市議の方に相談し、間接的にですが発言していきたいと思います。
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