旅記9〜雲南省・麗江編(下)〜「宿で完全に沈没・・・さよなら麗江」 |
2004年09月15日(水) |
旅記9〜雲南省・麗江編(下)〜「宿で完全に沈没・・・さよなら麗江」
7/24。今日も宿でのんびり(以下略)ああ、沈没・・・。 予定してた梅里雪山も、虎跳峡のトレッキングも、美しい湖も行かず。 虎跳峡のトレッキングは、ちょっと前に土砂崩れで人が死んだらしく、 入山チケット売ってない(=責任持たないから入りたい人だけ入れってこと) ってことはタダで入れるし、めっちゃ最高らしいから行く気満々だったのに。 二泊三日くらいかかるから、一人で行くと遭難とか山賊とか危険らしく。 「ありえないトレッキング」ってサブタイトルがついてるくらいだし。 でも、景色は最高らしくて、みんなすごい良かったって言ってた。 一緒に行く人探してたり、天気が悪かったりして、結局行かず。 ちょっと残念だな。湖も行くのにバスで一日かかるくらい遠いみたいだし。 「火祭り」は、ママが今日あるって言ってたのに日にち間違えてたし。 この辺で有名なお祭りで、タイマツぐるぐる回したりするそうな。
そうだ!ベトナム・ラオスに行こう!と思ったのに リターンビザなくて中国出れないし。もったいない・・・。 シャングリラや雲南のチベット・リタンを通って成都まで行こうと思ったけど 今、時期が悪いみたいだし、5000メートル以上で高山病危険な上 雪降ってるくらい寒いから、一人だとやめたほうがいいかもって言われ。 列車を使ったショートカットコースで成都行くことに。 しかも、同じルートで行く人がいたので、ご一緒することに!
7/25。夕方出発なので、それまで心おきなく買い物と思い出巡り。 麗江は丘に登ると古い屋根がずらーっと見渡せて素敵だったなー。 夜の麗江はちょうちんみたいな赤い灯りで、雰囲気が良かったなー。 朝は雨で濡れた石畳が光って、空気がしんとして、好きだったなー。 小妹と一緒に遊びに行ったり、夜広場で踊ったりしたなー。 大理でひたすら流れてるひょうたん笛のメロディがあって。 麗江でも時々流れてるのね。あれは刷り込み戦法に違いない。 頭から曲が離れなくなって、結局CD買ってしまったからねー。おそろしや。
お好み焼き屋のお兄ちゃんが「鳥笛買ってあげようか?」って。 本人は既に購入済みで、気に入って吹いてた(笑) でも多分使わないだろうなーと思って断ってしまった。もったいない。 一年以上アジア旅するっていう姉さんにもお世話になったな。 姉さんのアドバイスのおかげで、チベット&新疆に方向転換したから。 一緒にブロッコリーとキノコ食べたし(ブロッコリー好きなのv) あとは猫好きの少年と、猫嫌いの少年とも、話いろいろした。
心置きなくクロとトラ(これは安易だけどうちの命名なのだ) そして太郎と次郎と遊びまくる。次郎は最初より成長してたなー。 ツメたてて反抗するようになったし。大きくなってからに・・・(感動) 一緒に成都まで行く人(西寧くんと命名)も猫好きだったけど、 本当はもっと前に出発してるはずが、懐に入れた次郎がふんしたせいで 出発延長になって。それ以来「猫なんてきらいだー!」って言ってた(笑)
出発の時「キヲツケテー」って言いながらママがお守り首に掛けてくれて。 お腹がすくだろうってチャーハン急いで作って、 パンケーキみたいなの持たせてくれて。去りがたい。 来たときと、去るとき。両方ともチャーハンだったなーって思いつつ。 なんだかんだで一週間も滞在してしまった。自分でもびっくり。 宿の仲間が見送ってくれる中、出発。ママともハグハグ。 てか、お別れのときは泣きそうになるので、そっけなくなってしまう。 でも我慢できずに泣いちゃって、こっそり急いでゴシゴシ服の袖で拭く。 みんな手を振ってて、ありがとうって心の中でいっぱい言った。 パパがバス乗り場まで送ってくれて、「元気でね」って言ってた。 小妹はバスターミナルで待ち構えてて、「また電話するから」って ギュって抱きついてきた。本当、働き者で可愛くて良い子だったな。 毎日明るくって、「二人から告白されちゃってどうしよう」って 相談事されたこともあったし。「ママに内緒で遊びに行こう!」とか。 電話番号教えてあげたら隣の部屋から掛けてきて、「えへへー」とか。 こっそり屋上に連れて行ってもらって、内緒の景色見せてくれたり。 ダメ!行っちゃヤダ〜って泣いてたり、良い子だったなー。 さようなら、宿の人達。さようなら、麗江。 本当に楽しくて、幸せな毎日でした。 絶対また来ます。
次回は成都までの恐怖の移動編。
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