旅記6〜雲南省・大理古城編(後)〜「外国人の街・少数民族の街」 |
2004年09月12日(日) |
旅記6〜雲南省・大理古城編(後)〜「外国人の街・少数民族の街」
そうそう、肝心の大理古城について話すの忘れてた。 中国のパッカー沈没地、大理&麗江と言われるだけある。 うちも軽く沈没したんだよね・・・。本当、良いところなの! 古い古い街並みがあって、民族のおみやげ売ってて、 道の端には澄んだ小川が流れてて、柳が植えてあって。 普通に民族衣装着たおばあちゃんとか、いっぱいいて。 そのくせ外国人向けのカフェや料理屋が多いの。 英語や日本語の看板も多くて、くつろぐにはぴったり。 西洋人率がすっごい高くて、たくさん見かける。 リピーターや長期滞在者が多いのも頷けるんだよね。
7/16。さて、大理の朝。天気が良くないので一人散歩。 山にでも登るか、と思い立ち。ぐんぐん登っていく。 下を見下ろすと、空と、アル海と、緑が見えて。 すごい綺麗な眺めだなーってぼーっとしてた。 しかし山奥に入りすぎ、人民政府に迷い込む(笑) 今度は蒼山のリフト乗り場まで行ってみたけど、 天気良くないし「遭難するので一人では危険」なんて ガイドブックに書いてあったので、登らなかった。 いや、リフト代が高かったのが一番の原因かも。
次は喜州っていう少数民族の町へ。 大理古城みたいに外国人向けじゃなくて、本当に地元民用。 小さいながらも、少数民族の人たちが暮らしてて、 古い町並みが残ってて、タイムスリップした感じ。 擦れてないっていうか、大したもの無いけど雰囲気が良いの。
帰りには有名な三塔公園に行ってみる。 よくガイドブックでも見かける、三つの塔と、池に映った塔と 後ろに雪山が見えて、前に少数民族がいるっていう。あそこ。 入場料が私的に高くて、入るかどうか三十分迷ってしまった。 結局入ったんだけどね。上から眺める景色も良いし、 三塔倒公園の、池に映った塔も美しかった。 帰りはバスに乗らず歩いてると、馬車の人に声掛けられ乗った。
宿でたくさん友達が出来た。一緒にご飯食べに行ったり。 中国人旅行者が最近だんだん増えてきてて、びっくり。 ニュージーの留学生もいて、中国語ペラペラなの。 うちも思ったことあんな自由に言えるようになりたいな。 中国人の男の子もいて、オシャレでカッコよくって。 ドミの同じ部屋だったんだけど、見た目日本人ぽい。 実を言うと、ちょっと惚れかけました(・_・*てへ。 違う、浮気じゃないの(笑)でもいい子だったなぁ。 夜、ベランダでお菓子食べたりするのも誘ってくれたし。
宿出る間際ごろは日本人旅人も結構見かけた。 タイで歌手デビューしてる日本人とか、いつも歌ってて。 なんか彼女と喧嘩して家出してきたらしい。 家出するといつも大理に来ちゃうんだとか。で、話が長い(笑) でも歌詞ノートとか、書き溜めてあって熱いのだ!! 他の日本人とか、うちと逆ルートで来たから情報くれたり。
うちの部屋10元なんだけど、他の日本人15元の部屋で、 同じドミでも微妙に値段が違ったんだよね。 なんでかなって思ったらベッドの柔らかさの違いだった。 うちのベッドは木の上に布敷いたっぽい感じの硬さで、 他の子のベッド触ったらふかふかで、おお!と思った。 まぁ結局寝心地より安さをとってしまうんだけどね。。。 硬くてかなり寝辛かったけど、すぐ慣れてしまった。
そんなこんなであっという間に何日もたってしまい。 買い物も楽しいんだよね。大理染めっていう布が有名で。 いろんな色、柄、大きさのがあって。もっと買えばよかった。 で、明日こそ出発するぞ!って決めたんだけど、 「第一回チキチキ焼肉パーティー」開催するからって 旅人に引き止められ、また一日伸びちゃったり。 焼肉のときは、旅人のいろんな話聞けて面白かったなぁ。
7/19。近郊にある、週に一回の少数民族のバザールに行く。 子豚、犬、猫、鶏、ヒヨコ、ウサギ、などから 食料、野菜、果物、衣服、雑貨などなんでも揃ってる。 子豚とか鶏なんて、いかにも今から食べられます!みたいな売り方で。 しかも売ってる人も買う人も普通に少数民族なんだよね。 民族衣装を着こなしてて、かわいいなーって思う。 午前中はバザール見て、昼にはもう麗江に向け出発。 一週間弱いたからか、愛着沸いたからか、旅人との別れからか。 何でかわかんないけど、大理離れるときちょっと涙が出た。 バイバイ、大理。また来たいな。 次回は愛しの麗江編。これもまた長くなりそうな予感。
|
| |
| |