ALC ビル リフォーム -★-

 

 

ねことおやつ
   
 

2004年12月13日(月) ★ しろいいき

昨日の続き。

気がおさまらなかった私は
ダーが寝静まるのを息を殺して待って、
着替えて深夜の駐車場に降りた。

寒くて暗い。
誰もいない。

だけどなんかいそう。
そういう怖さも感じさせる 深夜、早朝。

車に乗って逃亡。




とりあえずガソリン入れて。
お財布を開いたら、五千円札のナンバーが“444222”だった。
うぉ。めずらしい。

  ダーに見せたい。

とか、なんか思って。
こんな心理戦の最中に。テキのこと考えるなんて。


そのままあてもなく走りだして、何処へ行こうか考えた。
考えはだんだん自分のことになって、

・私が、いま 意地になって守ろうとしているコレはなんだ。
・謝ってご機嫌とりをしてくれたダー。口をきかなかった私。
・朝になって目が覚めて 私が不在であることを知ったダーはどう思うかな。

私は確かに憤りを感じたし 悲しいような怒りの気持ちを覚えたけれど。

私がいましようとしている事は、復讐でしかなくて、
ただのイジメなんじゃないだろうか。
と思った。


  悲しい辛いと自分が感じた事を、
  悲しい辛いと相手に思わせる事で
  表現するなんて、なんておろかな事だろう。


朝 目が覚めて、私がいなくて、
もう私は新しい気持ちを芽生えはじめているのに
そんなことも知らず、寂しい思いをダーがするなんて、
かわいそうだ。




コンビニに寄ってパン買った。「あたためていただけますか。」
で。部屋に帰った。







私が相手を想うように、相手が思ってるなんて。
きっと驕りでしかないんだ。

何も求めない。そういう風になれたら、
こんなつまらないことで怒ったりしないんだろうな。






             「朝起きて私がいない」という切り札は、
              とっておきにしておくことにした。うしし。



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誘われてみたい。。。


午後、買い物に出た。

今日はダーの好きなハヤシライスを作る事にした。牛肉を久しぶりに買った。お酒が切れていたので 新しいお酒も買い、ちょっとフンパツした気持ちになって。

 鼻歌混じりで歩く。


新しいよるがうまれようとするこの時間、刻々と空の模様が変化するように私のこころも色を変えていった。
今日は晴れてたので空が綺麗。
部屋に着く頃にはすっかりダーを好きだという気持ちになっていて、脳内はいとも簡単に模様替えを遂げていた。


←ダーが今日から飲みはじめたお酒。
 同郷、佐賀県産いも焼酎。
 ネーミングに誘われ購入。
 “まかいへのいざない”と読む。






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私だけのためにうまれてきた靴下です、
すごいカワイイ!!!うきゃー。


ダーは帰ってくると「おみやげがある」と言った。
それは王子(ダー悪友)のおばあさま作の靴下だった。

私はどんなサプライズよりも嬉しい気持ちになり
幸せで溶けてしまいそうになった。


おばあさまのことは
「いつも靴下作ってくれる、すっごいあったかいんだよ〜」
と、群馬に来てすぐ王子やダーに聞かされた。
でもその冬、私の靴下が作られる事はありませんでした。

ひとの手仕事が好きな私は、
「おばあさまの靴下」がひとつの憧れになってたみたいで。
欲しかったの。ずっと。


会った事もないおばあさまが、
ダーの彼女である私の存在を思って、編んでくださった、
その事を思うと笑みがこぼれてしまう。

なんていうか、
ナントカファミリーの一員になった?そういう気持ちもするする。




サイズはピッタリだった。

シャワーを浴びながら、
うっしゃっしゃっしゃ…と笑みがこぼれてしまう、私なのでした。







父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥

レイ 

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