夕方、ポストへ行ったら手紙が届いてた。 ゴールデンウィークのお礼と写真を恭子ちゃんのママ に送ったので、そのお返事だった。私からの手紙が届いてスグ返事をくれたみたいだった。
足もとにオカエリ歓迎をしてくれてる、ターリンがまとわりつく。 そのままハサミで封をあけてベランダに立って手紙を開いた。 今日はうす灰色の夕方だった。
ダーが優しそうな人でよかった、レイちゃんが幸せになれば(私の)マ マも幸せ、恭子ちゃんの弟の嫁さんが10月に出産…孫がまたできる・恭 子ちゃんは来年また子供を作る予定(まだ妊娠してないけど)、あなた も早く…
孫に囲まれている恭子ちゃんのママは幸せいっぱいで、文面を見ているだけでキラキラして、私に向けられた愛のようなお手紙に優しい気持ちになった。いいな。と思ったけど、自分に子供が。と考えると気持ちが半分半分だと思った。
それ以上に結婚って計り知れない。 これから生きていく記録をふたりではんぶんこしていくわけなんだけど、 これまで生きてきた記憶を相手に背負わせる事になるとしたら? のどもとが ぐっとつまって こころが濁ってしまった。
悲しすぎて誰にも話せてない記憶が、私の中にあるのだ。 これは私が生きていく上での十字架なのかもしれない、 見えない荷物がふたり分になったとしても、その重さは変わらないだろう、 ずっと目を逸らし続けてきた、固まりが私の中でどくどくと流れた、 私の中心をにぶく重たいものが鈍な痛みに似た早さでのぼってくる。
頭よりも、のど元が重い。
封をしてきたのだからそのままでもいいのだろうけど こういうとき、どうしたらいいのだろう どうしようもない。
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そろそろ働くのかなあ、なんて職安見てたけど 想像がつかなくて 困ってます。 まいったなあ。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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