2004年08月27日(金) |
★ わたしの住むところはふわふわした世界 |
午後も半ば、急に思い立って 求めるジャンルの作家や工房を群馬で検索。 …つまり、就職先なんだけど。 職安にやりたいことがないなら、探してみるさ!という意気込み。 バイトでも探してたらメッケモノってやつなので。 ところが、群馬にはそのような場所が稀少なのだった。 仕方なくタウンページを開き、なんとなく該当するところを拾い マピオンで地図をつくり、家を出る。
3件。高崎で、たったの3件だった。ヒットしたのは。 雨の夕方、17号は車が渋滞。 1件は暗い感じのする建物が住居の横にあり気が引けた。よろしくない雰囲気。 2件めはなんとなく素敵だったけれど、その人の工房は閉まっていた。 小さなところでささやかな雰囲気で、とても人を雇える雰囲気ではなかった。 3件めは観音山の住宅街の中で細い道が迷路のようにいりくんでいて いつの間にか大通りに戻されてしまった。とうとう辿り着けなかった。
なんていうか、御縁がないのだった。
ひさしぶりに、思った事を即・行動した。 こういうのって、結果がどうであれ気持ちいいと思った。
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夕方ふぅちゃんから電話を貰って、出かけた。 彼女は週に1日しか休みがなく、朝から夜中まで働いている。 仕事前や終わった後会うこともできず、彼女の休みの日しか会えない。 遊んでくれる、それだけで貴重な事なのだった。 彼女の貴重な休日なのだから彼女のやりたい事につきあいたいと思った。 で、いつもと違う所で呑みたいと言うのでつきあった。
前々から入り口の雰囲気が気になってたバーへ入った。 入るとアンティーク家具の上に かわいいバイクのヘルメットがいくつか乗っかっていて、白い壁と木目調のカウンターとレトロな店内、ソファが2テーブル分ならんでいた。とても趣味がよい。流れるのはレゲエ…これがブラジルとかボサノバだったら、大好きだったのになー…と思ったが ソファはいい感じだった。綺麗でオシャレでかっこいい男の子が店員さんで、久しぶりにそんな人と会話した。そして、久しぶりにオシャレな遊びをした気持ちになった。
2件めはふぅちゃんが焼き鳥を食べたいと言うので 彼女のいきつけの焼き鳥屋へ行った。大人の男の店、という感じ。
私の指す「大人の男」とは 10代・ティーン気分の20代の男の人ではない、 社会人の3年生以上〜の男の人の事。 ふぅちゃんが夜遊びに連れていってくれる所は、決して 女性だけがターゲット という感じの店ではない。オシャレとかじゃなくて落ち着いた照明とかじゃなくて、明るい店内と大きな声のよく喋る主人。格好よい店員とかオシャレな音楽がない。女の子と遊んでこういう所へエスコートしてくれる人は初めてなので新鮮だ。 焼き鳥はとてもふくよかで美味しかった。楽しかった。
群馬は車じゃないと帰れないので飲まないのだが(私は運転手、ダーが飲む) 今日は麻雀へ行くダーに送ってもらって出かけたのでお酒を飲んだ。
久しぶりにお酒を飲んだし、夜を遊ぶためのお店にも行った。 世の中の普通の人は、こういう遊びをしてるんだなあ・と実感した。 働いて働いて働いて、神経をすり減らすような摩擦の波を超えて 週末はがちゃがちゃした夜の街で いろんな色をしたお酒を飲んで、 カウンターの向こうの店員とつべこべ喋って、それなりのお金を払って帰る。 大人だなあ、なんて思った。遠い世界に来たみたいだった。
こんな額使うんだったら、生活費に充てる!というような生活をしているので 今日はちょっとした、旅をした。そういう感じだった。
今日は楽しいお酒だったよ。
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最近の私は行動が保守的で…それは金銭的に苦しいって事もあるけど、引きこもってしまって刺激もないが 安らかだ。淡くてふわふわしている。ささやかで幸せ、それがダーのおかげで守られている。ありがとう。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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