いやな夢を見た。
台所に立つ、私。 その部屋は今まで住んだ事のないところで、 旧い木造の部屋だった。家具がない。 振り向いて部屋へ入るとピンクのジュータンに 茶色い甲羅のダンゴ虫みたいなのがいた。 そのダンゴ虫は目が真っ赤なのだった。
ぎゃー。。
と、思ったらすぐ傍を小さなカニのような虫が歩いていた。 気持ちの悪い虫に囲まれている気がして、慌ててダーを呼んだ。 ティッシュでその虫をとっているダーの傍で、私は悲鳴を上げた。
私たちの少し横に、人の顔くらいの大きさのカニのような生き物がいたのだった。茸のようにジュータンに生えていて、甲羅が岩のような質感で ひらめみたいな目がついてる、内側が白い。8本の足が折り畳まれている…私はおそろしくなって隣の部屋へ逃げた。 ダーは、ほうきかなんかで応戦していたがテキはすばしこく、 私のいる隣の部屋へ逃げ込んで来た。
私はこの部屋のおそろしさにおびえ何処へ逃げてよいのやら混乱している。 ダーと 何か錯乱して話しているが、私は慌てすぎていて会話にならない。 パニックが最高潮に達した、
…と、いう所で目が覚めた。
すっごい、いやな夢だった。 目が覚めても おぞましさが抜けきれず、気持ち悪さが残った。 もしかして、この部屋だっただろうかとしばらく考えたりした。 台所が部屋のまん中にある間取りとか、全然違う。
ターリンが私の目覚めた気配を感じてやってきて、 横向きに眠るダーのウエスト部分に乗り、腰骨にあごをのせて眠りはじめた。 そんな仕種が可愛くてあまりにもぴったりと居心地がよさそうなのと、ダーが全く気付かず幸せそうに眠っているのが面白くて、声を押し殺して笑った。
くっくっく…
の声だけが明け方の部屋に響く。 笑ってるうちに夢の気持ち悪さが薄れていた。
あ、なんか助かった。
と、思って また眠った。
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ダーを送りだしてから、朝いちばんで ハナちゃんを洗った。 ハナちゃんて洗ったら必ず発情するのだ、どうして?
いま、風呂場でにゃるにゃる言ってる。
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ダーは暑いと眠れないが、私は暑いと眠くなる。 今日は熱風が吹いていてぬるく暑くて眠くなった。
ベットでなく床に横になった途端、夢に落ちた。 また、夢。
木造の大学の校舎にいる。 隣の教室では大真面目に講議が行われる中、 私のいる教室ではほんの数人が汚い旧い机で好きなことをやっている。 私は窓際の席から外を見た。 窓の木枠の向こうに深い緑が広がっている。 教室に居る人々は昭和70年代な、いでたち。 夏じゃなくて、たぶん 秋か冬。
私はコートを着て外に出て、また帰って来た。 帰って来て傘を閉じたら、足下に灰色の子猫がまとわりついてきた。 この子猫は私がこの世界で餌付けしてかわいがっている猫のようだった。
私は、この子猫を野良猫にしちゃいけないと思って、 里親がみつかるまで連れて帰る決心をする。 でも家にはいま帰ったばかりで今夜は仕上げなくちゃだめなものがある。 いま、連れて帰るかどうするかすごく迷っているのだった。
夢の中では、灰色の猫は ターリンとハナちゃんと仲良くやってくれるだろう、と思っていた。 ずいぶん旧い世界だったけど帰ってくる部屋はこの部屋だったのだろうか。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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