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2006年04月15日(土) |
子供のように泣けたらいい |
最近PIERROT解散話ばっかですみません(苦笑)
昨日の日記を書いていたのですが、最初、締めの文言は別にありました。 書きながら少しだけ泣きました。
タイムマシンに乗って過去へ飛ぶ。 だけど、現代に残された人はどうなんだろう。 過去から未来に弾き飛ばされる。 過去に残された人はどうなんだろう。 そんなことは関係なく、主人公は幸せになって終わる。 だって、主人公の相手も、何らかの手段で主人公と同じように未来に飛び、再び出会えるんだもの。 (ネタバレです。すみません) その話は確かに、観ている側をも幸せな気持ちにさせる。
だけど、アキラは同時に寂しくもなったのです。 だって、ねぇ、こんな心境じゃ仕方が無いでしょ。 せめて1週間早く観てれば、終演後にこんな悲しい気持ちにならなかったかもしれないよ。
大好きで、大切な存在が消えて無くなると知って、タイムマシンに乗って過去へ飛ぶ。 そして、もっと先の未来で幸せになる。
確かに、未来で幸せになるというのは結果論であって、劇中では飛んだ先の過去に留まることは出来ないから、そのタイムリミットがあると判っている世界でどうするか、が問題だったわけですが。
終わらないものは無い。 だから「今」というこの瞬間を大事にしなくてはいけない、そう思えるんですよね。
過去に行って、どうにかして現在や未来を変えてしまいたいわけじゃない。 そこにあったはずの、大切な存在を思いやる気持ちや信じる力が羨ましかったのです。 羨ましくて、ただ羨ましくて、終演後は涙がなかなか止まらなかったんです。
アイジが「使命感は無い」とか「ファンのために音楽やってるんじゃない」と言ったというのは本当の本当に真実なんだろうか。 (キリトがそんなくだらない嘘をつくとは思えないけど) ファンのために音楽やってるわけじゃない、それは確かにそうかもしれないけど、そうであれば、今まで一緒に作り上げてきた空気や景色はなんだったのだろう。 そこにあると信じて、共に重ねてきた「想い」は嘘だったのだろうか。
そんなことを考えて、昨日の夜は結構泣きました。
今日、コータとタケオさんのコメントがアップされていました。 どんなにPIERROTというバンドとファンの皆を愛してくれているか、みんなで見てきた景色を大切に想ってくれているかが綴られていました。 2人とも文章書くの苦手なのに、よく書いてくれたね。ありがとう。
それを読んでまた泣いてしまったので、いい加減目が腫れてきました(苦笑)
子供のように一気に泣けたらよかったのですが、どうも、小出し小出しでしか泣けないみたいです。
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