Have a precious life !
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2006年04月13日(木) |
それでも地球は回ってる |
確か、そんなタイトルの漫画があったような…。
突然大事なものが消えてしまって、それでも、いつものように朝は来て、時は刻まれ、夜が更けていく。 同じ境遇の人は、今日も泣いたり、怒ったりしてるんだろう。 仕事や勉強が手につかなかったりしてるんだろう。
私は、風邪が悪化してしまって、1日寝てました。 病は気から、かもしれません。情けない。 呼吸するのもつらくて、声なんて当然出なくて、咳のせいで頭痛がするし。 明日は出勤したいです。 家に1人でいても気が滅入るだけだしね、会社にいた方がいくらか気も紛れるだろうし。
でも、どうしてこんなにも静かでいられるんだろう。 絶対わんわん泣くと思っていたのに。 ちっとも涙が出ません。
がんがん泣いて、思い切り喚いて、怒りで部屋中荒らしたり、そんな風にしていろんな感情を吐き出せたら、その方が楽かもしれないのに。 PIERROTの音源を聴いたら、少しは怒れるんだろうか。 もう、あの曲たちをライブで観たり聴いたりすることは出来ないんだと、泣くことが出来るんだろうか。
2004年9月5日、Laputaが解散した時、ライブ終演後に席で泣き崩れているファンの子を見て、「これはいつか来る日の自分の姿だ」と思ったことがあります。 でも、最近はそれとは別に、どっかで漠然と思ってたことがあって。 HUMANとか蜘蛛でガンガンに頭振って、みんな汗と涙で化粧がぐっちゃぐちゃになって、それでも笑ってるの。 解散は悲しいけど、それでもライブ中は笑ってるの。 「泣くな!」とか言いながらキリトが率先して泣いちゃったりしてさ、それを観て「泣くなって言ったくせに〜」とか言ってつっこんだりして。 で、06年の正月のライブの時に、「一生モンの覚悟」とやらを宣言した時にも同じように、「泣くな!」って言ったキリトも結局泣いてたじゃん、とか思い出して、また笑うの。 ステージの端で、潤とコータが向かい合って、笑いながら弾いてて、ドラム要塞を挟んでタケオさんとアイジが向かい合ってて、やっぱりタケオさんはアイジとアイコンタクト取らなくてさ。 終演後、「タケオさん、最後の最後までアイジに気づかなかったよ!」とか言ううちらと、「スミマセン!タケオさん目が悪いから…!泣いてたかもしれないんで許してあげてください!」とか言って弁解する子小人さんとかさ。 最後まで潤さんが笑いを取ってたよねー!とか、コータのMCは最後まで上手くならなかったね、とかさ。 いろいろ話題は尽きないの。 で、笑いながらファミレス向かって、ご飯を食べ終わったら、その「最後のライブ」ではなくて、PIERROT全ての余韻に浸るの。 そして、涙目だけど笑って家に帰る。 そんな風な終わりを思い描いてたんです。 漠然と、とか言いながらずいぶん具体的に書いたけどさぁ(笑)
「また逢う日まで」って歌があるでしょ。 「二人でドアを閉めて〜、二人で名前消して〜」て歌。 あんな感じにさ、悲しいのに笑ってるような感じに思ってたんだよね。 (あの曲をそう感じるのは私だけか??)
…うん、こんな終わりはちっとも想像していなかったよ。
嗚呼、そうか。 だから実感出来てなくて、泣き喚くことが出来ないのか。
2005年04月13日(水) 宴のあと 2004年04月13日(火) 袋小路 2003年04月13日(日) 久々のジャンクフード 2002年04月13日(土) テレビが来た日
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