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■ 茶帯のプレッシャー
実は空手で昇級した日曜日以降、あまり体調が良くなく、月・水・土と稽古のあるうちの「月」と「水」を休んでいました。
「一般」の「フリー」に属している私の稽古スケジュールは、上記の週3回の稽古のうちの何曜日に来ても良いわけですが、土曜日はなかなか行く機会がなく、行った事もありませんでした。 だって、土曜日は家族単位で動く事が多いですからね。
でも、さすがに昇級した週に、一度も新しい帯を巻かずじまいってのも自分で残念だったし、ジュニアの送り迎えで先生と顔を合わせているにもかかわらず、本部に行けないってのも、なんか変でしょ。 まあ、先生はそこまで思ってないかもしれないけど、帯をもらってから気が抜けたと思われるのも嫌やし(私はそこまで自分を追いつめるタイプ/苦笑)
でも、少しフラフラしていた体調もあって、ほんとに稽古に行けなかったのが事実ですが、なんとか今週中に一度でも行っとかな.......、と少々の焦りもあったのは事実。
頑張って今夜(土曜日)に行ってみました。
いつもの女子メンバーもいて、気分的には何ら変わりがなかったのですが、わりと多い人数にビックリ。 しかも、水曜日の講師K先生もメンバーに入ってるので、ちょっと新鮮。 「おっ、Sさん、茶帯じゃないですか!おめでとう御座います!良かったですね」 そう、声をかけていただいて、K先生にお礼。
K先生は5月から茨木市の支部発足のため、支部長になられるので本部の指導は4月一杯で終わってしまいます。 ついさっきお別れのメッセージカードをこっそり記入して幹事に渡してたので、すこし気恥ずかしく思いましたが、K先生とは個人的に実家も近いこともあり、ジモティーな話題で何度か盛り上がった事もあったので、本当に一方的ですが、親近感持たせていただいてました。
週一でも指導してもらえる時間が楽しかったので(指導はハードでしたが)、今後、直接指導いただけないのはとっても寂しいです。
支部で頑張っていただくとともに、もしかしたら土曜日は今夜みたいに稽古に来られるのかな?とかちょっと期待しています。
そんなK先生には、今夜スパーリング一度目の相手をしていただきました。 嬉しかったですvv
空手のような格闘技って、接近戦で相手の呼吸や攻撃が間近なので、終わってからの仲良しぶりは特別らしいです。 変な意味ではなく、軍隊などの格闘訓練の後、急に打ち解けて、チームワークが良くなるという実証もあるようです。 間合いが近いので、それだけ親近感もわくのでしょう。
子供らも、空手仲間同士ですぐに打ち解けていくのは、そういうハードな稽古を交わしてこその交流でしょう。 互いに痛い思いをして、怖い思いをして、悔しくて、それでも一試合終わった後には必ず両手で握手をしてたたえ合う。 これが武道の醍醐味。
大人も子供も、男女の別なく、苦しい稽古をしている同士だからこそ仲良くなる。 たたえ合う。
相手を唯一、本当に認め合う「実力」の世界。 日頃、何をしているのか、どんな仕事をしているのか、そんなことよりも、稽古で強い、頑張っている、そういう点だけで認め合う世界。
K先生の、稽古から一転して可愛くなる笑顔が、今週になって初めて茶帯を締めた私の違和感を、少しだけほぐしてくださった気がして、 「やーーーっと、ですよ。昇級」 と、私も照れ笑いしながら言うと、 「すぐに黒ですよ」とまた笑われました。
「すぐ」は無理です、先生..........(T皿T;)
でも、体力も十分持続したし、4ラウンドして帰って来ました。 よかった。 今夜、行って良かった。
2011年04月16日(土)
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