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- 2002年03月14日(木) 金八先生の最終回は見ない
中学校の壁一面に、クラスみんなの詩が張られている。
その中をいくら探しても私の詩はない。
体調が悪くて、三年に登校したのは三か月にも満たなかった。
「ほんとは学校にいきたいんだもん。ずる休みじゃないもん。」
聞こえるはずもない心の叫びが周りの空気だけに悲しそうに響いた。
毎日悔しかった。寂しかった。みんなの視線が気になった。
そう感じて心に隙間風がいつも吹き荒れていた。
卒業式が迫る、後ろの教室の壁には合格者の名前が貼られていた。
薄いピンク色の紙で作った花が嬉しそうに一人一人の名前の上にくっつけられていった。日ごとに増える花。
その壁に私の名前が上がることも、花が飾られる事がないことも知っていた。
私はそれを見るたびに胸がきしんだ。悔しさのハンカチでしめつけられたみたいだった。
私の中学は保育園、小学校って持ちあがりだったからなんでも一緒が良くて、
だからみんなと違う事が悔しかった。
私の心のは中学の卒業式で止まったまま。
寝ている時でも中学校の教室で一人ぼっちの夢をよく見る。
うまく階段が登れない。
中1の弟。あの頃の私とどうしても想いがかぶさってしまう。
わたしがやりたくてもできなかった事、弟はなんなくこなす。
変なおねーちゃんだね。弟が羨ましいって思っちゃうなんて。
卒業式シーズンは辛い。
大好きな金八先生の最終回は見ないだろうな。
分かってるよ。新しい道は自分で作っていかなきゃいけないって。
自分のペースでいかなきゃいけないって。
分かってるからなおのこと胸がきしむ。