最強の星の真下

2003年12月05日(金) ヒラ願望。愚痴。

昇格が決定した。

帰りの電車で座れて、思いっ切り乗り過ごした。

全くツイていない。



何でこんなに短期間で昇格しなくちゃならないのだ。他の人はもっとずっと長く残業代ライフを満喫しているのに何でだ。仕事内容は変わらないのだから、別に今までの等級でいいではないか。
別にサボって残業が多い訳でもないのに、そんなに残業代を払いたくないのか。それなら仕事を減らしてくれればいいだろう。
「おめでとう」とか言うけれど、こんなのをおめでたいと思うのは昇進したい人だけだろうが。昇進やポジションや部下を持つことや威張ることに執着があったら、初めから親の会社に入ってるわい。
どうして放っておいてくれないのだ。
昇進したくて実績を上げている人を選んで昇進させればいいだろうに。

内心でそんな事を思いながら、満面の笑みを浮かべた上司に「ありがとうございます」などと社交辞令でお礼を言った。
そんな自分にちょっと自己嫌悪。



勿論、自分の仕事が評価されるのは純粋に嬉しい。
質に拘って仕事をしていて、もし全然評価されなかったとしたらそれはやっぱりとても悔しいと思う。
でも表彰とかボーナス査定とか昇給とか、評価していることを示してくれる方法は他にも色々あるはずだ。
前の職場ではボーナス査定で評価を(幅は狭いが)反映していた。部署内で1、2番の評価であることがそれで判るので、金額差は小さくてもそれなりに「評価されている満足感」を得ていた。(まあ評価による金額差がもっと大きければ、より達成感もあっただろうにと思うけれどね・・・)
私にとって「評価の表し方」はそういうもので充分なのだ。職務等級は必要ない。

弟は「俺は昇進には興味ねえもん」と私に言っており、確かに言葉通り昇進していない。昇進に興味なくて上司たちに文句やら耳に痛い指摘やら詰問やら、言いたい放題言っている私だって昇進しなくていいはずだ。

もう思い切り駄々を捏ねたい気分だ。
いい大人なのでそんな事は出来ないが。いや、いい大人なのにこの日記で充分駄々を捏ねている訳だが。
ふと、もしかすると私は自分が思っているよりも強運ではないのかもしれない、という疑いが兆したりする今日この頃。


・・・好きな仕事を好きなようにやりたくて今の職場で働いているのになあ・・・。
せっかく今までちゃんと残業代の付く職場だけを選んできたのに。私、仕事した分だけ残業代の付く平社員が好きなのだけど。
もし大金持ちだったら実現させたい夢は「会社のオーナーで平社員」なのだけどなあ・・・。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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