最強の星の真下

2003年11月01日(土) ディケンズ。

今日も午前様。
ああ、今週は月曜から土曜まで延々午前様だった。
先週も日曜から水曜と金曜が午前様。
先々週も、・・・あれ、もう遠い記憶で思い出せない。



そういえば先週の土曜日、ホンの少し仕事した後、気力を振り絞って宝塚花組の若手公演を観に行った。
翌日曜日は、眠っていたらいつの間にか一日が終わってしまったので日記を書かなかったのだった。

演目はディケンズ原作の『二都物語』。

ディケンズ。
最初『クリスマス・キャロル』を読み、それが面白かったので興味を持った。
父の書棚に置いてある名作全集にディケンズが入っているのを見付け、その中から次に選んでチャレンジした『デイヴィット・コパフィールド』を読みこなせずいきなり挫折し、読むのをやめた。
中学校一年生。あの頃私は若かった。ふ。

その後、高校生になってから洋書の『クリスマス・キャロル』にチャレンジし、(少し)古典のイギリス英語に歯が立たずたった4頁でディケンズ二度目の挫折をした。
あの頃既に英語は私にとって、はっきりきっぱり「出来ない科目」だった。チャレンジと無謀の違いを知ることになった一事である。くう。

閑話休題。まあそんな訳で、当然『二都物語』も読んだことがないのだが、今回劇で見たストーリーはツッコミどころ満載で楽しかった。面白そうなので是非原作を読んでみようと思う。三度目の正直。今度こそ。


ストーリーのツッコミどころを脇に置けば、劇の方はなかなか良かった。
1人・・・研1か研2の人なのかなあ・・・声量が全く無い人がいたのが妙に目立っていたけれど、他はどの役の人もいい雰囲気醸し出していたと思う。

若手さんの公演はどうやら「歌」「踊り」よりもどちらかというと「芝居」の要素が強いようだ。まあそんなに沢山観ている訳ではないので誤解かもしれないが。
本公演のような賑やかな華やかさは無いけれどこれはこれで愉しい。



さて、今週もようやく終わったことだし、そろそろ眠ろうかな。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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