最強の星の真下

2003年08月14日(木) 趣味。

今日は、土砂降りの中、街まで買い物に出た。

家の近くでは入手出来ないか、或いは入手は出来るが品質がイマイチで法外に高価い(と感じる)ので、延々電車に乗ってお買い物。
一度安い値段を知ってしまうと、その2倍から3倍の値札が付いた品を買う気は失せるものである。
しかも保存状態が悪く傷だらけのパーツである。高い値段で買いたくはない。

趣味の工作で足りないパーツがあったので、どうせ雨の中皮膚科に行くならばいっそ街まで出てしまえ、という結論に達したのだ。
ちなみに皮膚科は歩いて行けるご近所さんなのであるが、まあそれはそれ。

そして街まで出て、手が滑って、使う予定の無いモノまで購入。
あああ。

綺麗だったからつい。
なかなか行けないからつい。
またしても使う当てのないモノを、うっかり山ほど買い込んでしまった。
ああ衝動買いって怖い。



このところ、暇を見てちょびちょびと工作を愉しんでいる。
転職前は仕事上で工作の機会も多かったのだが、転職して工作とはすっかり縁が切れてしまった。
で。
ずっと何も作っていなかったので、何となく何かを作りたくなったのだ。

どうせ作るなら心が和む美しい物がいい。
だからアクセサリーを作ることにした。
きらきら光って綺麗だし。
沢山本も出ていてレシピには事欠かないし。
・・・自分がアクセサリーをほとんど付けない、という事実は取り敢えず棚に放り上げておくとして。


暇をみてちょびちょびなので1つ出来上がるまでに少々時間が掛かるけれど、速く作らなくてはならないという義務がある訳でもないので気楽なものだ。
のんびりマイペースに、気が向いたら少し進めて、気が乗らなかったら放置して、を繰り返しながらの工作が、この数ヶ月、週末のちょっとした気晴らしになっている。

ペンチもニッパーも前職ではよく使っていたし、針金工作もよくやった。
お手製治具作りは、実験には欠かせないのだ。
それに子供の頃から私にとってラジペン、ハンダは玩具のようなものだった。
幼い頃から父の仕込みで釣りもしたので、テグスも身近なツールだ。
そして私は光る物が大好きだ。

どうやらこの工作は、なかなか私に向いていたらしい。
今のところ、飽きもせず地道にのんびり続いている。
そしてたまに手を滑らせて使う当てのないウツクシイ物を買い込んでいる。



物を作るって、やっぱりいいなあ。

人間、仕事ばかりじゃいけないよねえ。

うーん綺麗な物は心が和むねー。

・・・などと呟きながら、己の衝動買いを正当化する今日この頃なのであった。


趣味なのだから少しくらいは散財してもいいのだ。
いいんだったら。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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