最強の星の真下

2003年03月10日(月) お気に入りの人。

文字にすると、感情が自分の中に定着しやすそうで嫌なのだが。


今日、どうも10ウン年ぶりに「何か気になる人」ポジションが埋まった。らしい。

お気に入り以上恋愛未満のグレーゾーンなのだが、このところずっとそのゾーンにすら入る人間が居なかったことを思うと、結構私にとっては大事件なのかもしれない。
他人事のような感覚だけれど。

名前と仕事ぶりと外見しか知らない相手だ。
一年以上一緒に仕事をしているのに、年齢すら知らない。推測しようと思ったことも、そういえば無い。うーん・・・私よりは若いか・・・?しかし男性の年齢は皆目見当がつかない(女性もだが)。
既婚か未婚かも知らない。
生活サイクルやバックグラウンドは言わずもがな。
居住地も、なーんにも知らない。
・・・今まで興味なかったから。

今の状態を一言で表現すると、まるで「うっかり板を踏み抜き浅い落とし穴に足を突っ込んでしまった」ような感じだ。

すとん、とエアポケットに落ちるように、「この人いいな」とふと思った。
いきなり私の視界に存在し始めたというか。

我が事ながらあまりに意外で、少々驚いている。
「おいおい何かの冗談だろう?」
と自分に突っ込みつつ、まあ日々が楽しくなるならいいか、とも思う。ささやかな潤いは大事だね。



本音を言えば、これ以上踏み込むつもりは今のところ全くない。
傷付くのが云々、という以前の問題で、無理矢理レンアイに昇格させるのも面倒臭いし。
Kさんにそこまで執着していないし。
他にも楽しい事が山ほどあるし。
その「楽しい事」の一つにKさんが加わった、くらいの感覚なのだ。

白状すると、知っている数少ない項目である「外見」すら、どことなくぼやけた輪郭だったりする。
顔や体型より手の方がよく思い出せる。

どうやら私は手の形に対して好みがうるさい。
指がすんなり伸びていてほんの少し筋張った、知的な形の手が好きだ。

Kさんは私の好みの手の持ち主だ。
それは以前から知っていたのだけれど(ただし認識していたかは疑問)。
しかし気に入った理由が手だ、という訳でもない。

・・・まあ、いいか。理由をわざわざ探す必要もないし。




ふと思ったのだが、もしかすると色めいた話が私の日記に登場するのは今日が初めてだろうか。
話題にするのを特に避けていたという訳でもないのだが。
ということは、書くネタとして思いつきもしなかったという事か?

・・・自分の、恋愛に対する興味の薄さを今痛感。

「桂蘭は恋愛とか、そういうのを超越しているように見える」「恋愛とか興味なさそう」等々、凄い言われようで理不尽だ!と常々思っていたのだが、周囲にそう言われる理由が、いま何とな〜く判ってきたような気がする。

少々落ち込む。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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