〜ダメダメ医学生の京風日記〜

京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。

モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。

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きのう いちらん あした
2007年03月11日(日)    日本人同士、国境の町へ

今日は移動の日、どうもこんばんは、伯耕です。



またまたネット環境をゲットしましたので、

5日分まとめてアップしました。

というわけで是非是非こちらからどうぞ。




フランダースの非モテ系(※3月7日:別窓)




昨日とつながる今日の日記はこちら↓↓↓










さてさて、ドイツ4日目で昨日はローテンブルグ見学&宿泊、

この旅行で最高の宿をゲットできたことを喜びつつ、

今日はもう次の目的地へと向けての出発です。

本当に名残惜しい街、そして宿ですが、

後ろを振り返っていては先へと進めないのは何かと同じ、

今のこの瞬間もいつかは思い出になってしまうんだなーと思いつつ、

今日も早めの午前6時半起床です。





シャワー浴びて着替えて、まずは別棟のレストランへ向かい、





独り寂しくボソボソと朝食。(←※日本人、俺のみ)





すいません、そこのドイツ人のお嬢さん、

ちょっとジャパニーズ枯れ木に花を咲かせてみませんか。

今なら日本のスペシャルなお菓子、うまい棒あげますよ。





・・・





で(泣)(←※そして俺独りに)





天気は好転でも出会いには全く恵まれないことに無常を感じつつ、

飯も食い終わったら準備を整えてホテルをチェックアウト、

ご主人にこの旅行で最高の宿だったよとお礼を述べてホテルを出発、

荷物をガラガラ引きずって駅へと向かいます。







ローカル列車も流線型なのがドイツ流





午後9時過ぎに列車はローテンブルグ駅を発車。

しばし今日の乗り継ぎ予定と今日の予定などを確かめていたところ、

なにやら隣の男性が話しかけてきました。




H「すいません、日本人の方ですか?」


俺「はいはい、そうですが?」


H「その本、『地球の歩き方』ですよね。」


俺「そうですよ。」


H「ちょっと見せていただけませんか、持ってなくて。」


俺「いいですよー。」





というわけで偶然乗り合わせた日本人Hさんとおしゃべり開始。

話しているとこのHさん、なかなか豪快な人物のようです。




俺「今回はどんなご旅行なんですか?」


H「自由旅行ですわ。」


俺「いいですねー。どのくらい滞在されるんですか?」


H「2ヶ月です。」


俺「長いですねー。」


H「何も考えずに日本を出てきてしまいました(笑)。」


俺「お仕事とか、何されてるんですか?」


H「ムカついたのでこの前仕事はやめました。」


俺「そうなんですか。」


H「だからヨーロッパに行けば何かあるかなーと。」


俺「すごい行動力ですね。。。」


H「でも英語が全然わからないんです。」


俺「でも意外と何とかなりますよ。」


H「全然わからないんで3日間ほとんど何も食べてないんです。」


俺「・・・。」


H「ところでどこに住まれてるんですか?」


俺「京都ですわ。」


H「いいですねー、京都。僕は東京ですわ。」


俺「京都はなかなかいいところですよー。」






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・・・





とりあえずすごい人だな。。。





旅人にはなかなか強い人もいるもんだと思いつつ、

気がつけば電車は第一の乗換え駅のシュタイナッハ駅に到着、

荷物を持って乗り換えホームへと移動し、しばし待っていたところ、




A「こんにちはー。」


B「日本人の方ですよねー。」


俺「どうもどうもー。」


A「どこまで行かれるんですか?」


俺「今日は一気にフュッセンまで行く予定です。」


B「僕らもフュッセンなんですよ。」


俺「そうなんですか、ではどうですかご一緒に。」


A「是非是非、行きましょう。」





見知らぬ日本人4人が集結し、いろいろとしゃべりながらの列車の旅。

おしゃべりしてると長い時間も短く感じるなーと思いつつ、

アンスバッハにて列車を乗り換え、さらに1時間走ったところで、

列車は第二の乗り換え地点、ニュルンベルグに到着です。

ニュルンベルグ条約でも有名なこの街でHさんとはお別れ。





この駅にてこの旅では4回目のICEに乗り込みミュンヘンを目指します。

車内では相変わらず日本人同士でのおしゃべりタイム。




A「大学生の方ですか?」


俺「そうです、卒業旅行ですわ(笑)。」


B「僕らも卒業旅行なんですよ。」


俺「へー、そうなんやー、大学では何を専攻されてるんですか?」


A「僕らは建築学を。」


俺「じゃあヨーロッパでは見るものたくさんありますよね。」


B「そうなんですよねー(笑)。」


A「今回もヨーロッパの建築に特に注目して周ってます(笑)。」


俺「ヨーロッパの建築といえばですね。」


A「ええ。」


俺「僕、これを人生のうちで一度は見ておきたいって物が3つあるんですよ。」


B「何ですか?」


俺「一つ目はバルセロナの『サグラダ・ファミリア』。」


A「僕ら、最終日に行きますよ。」


俺「まぢすか。いいなーーーー。」


A「だいぶ強行日程なんですけどね(笑)。」


俺「今回の旅行では涙を飲んで諦めたんですよ。」


B「そうだったんですか。で、2つ目はなんですか?」


俺「2つ目は、フランスの『モン・サン・ミッシェル』ですわ。」


A「僕ら、今回はそれを涙を飲んで諦めたんですよー。」


俺「僕はこの前行きましたけど、あれはやばいですわ。」


B「いいですねー。一度行ってみたいっすわ。」


A「3つ目は何なんですか?」


俺「それは、僕らがおそらく明日訪れる場所です(笑)。」


A「なるほど(笑)。」


B「楽しみですよねー。」






というわけで建築関係のお話でなかなか盛り上がりつつ、

1時間ほど走ったところで列車はバイエルン州の州都・ミュンヘンに到着。

乗り継ぎ待ち時間40分の間に買い食いしたホットドッグの、

間に挟まったソーセージがむっちゃ旨いことに感動しつつ、

ここでさらに列車に乗り換えて、西へと1時間ほど走り、

列車は本日第四の乗換え駅、ブーフローエ駅にて下車しました。





広いホームと、周囲に何も無い駅舎。







人生で再び訪れることがないであろう駅。






しばしの待ち時間をいろいろとおしゃべりでつぶしたところで、

ようやく最終目的地行きの列車が到着、

目的地まではあと1時間ちょっとの旅、

あと少しだと思いつつ、流れ行く窓の外の景色に注目していました。





なかなかゆっくりした速度でひたすら南へと下る列車。





広大な農地が地平線の果てまで広がっていた車窓の風景は、

徐々に起伏の多い丘陵地帯へと変化していきます。





幾多の丘や山を越え、森や街を通り過ぎることしばし、





窓の外を見てみれば、







アルプスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!





はるか向こうに聳え立つ山脈はまさしくアルプス山脈

ついに隣国オーストリアとの国境近くまで来たことに微妙に興奮しつつ、

ローテンブルグを出発してから7時間、





ようやく本日の目的地、







フュッセン来たよー。





オーストリアとの国境の街、

列車を降りて見れば冷涼な空気が身を包みます。

山には雪が残り、その後ろには広大な山脈、

まさにアルプスの麓の街の雰囲気を心地よく感じたところで、





まずはホテル探しじゃ(←※大問題)





数日前から行き当たりばったりの予定につきもちろんホテルは未定。

だいぶ多い観光客の姿に、これはもしかして満室が多いんじゃないかとビビリつつ、

荷物をガラガラ引っ張りつつガイドブックを片手にホテルを探し、

何とか2軒目で割安なホテルをゲット。

宿が決まってとりあえずはホッと一安心です。。。。





というわけで部屋に入ってみたところ、







トイレのドアの下の方にに妙な切れ目が。





これは、なんだ????





トイレのドアを開いてみたところ、







なるほど。(←※人類の英知)





てか設計ミスじゃんかよと独り突っ込みを入れつつ、

基本ボケ役の伯耕、ただいまツッコミ役の伴侶を募集中だよ(はぁと)





・・・





・・・





で(泣)(←※今日もセルフツッコミ)





というわけでそろそろ寂しくなってきたので、

せっかくなのでフュッセンの街を散策してみることに。

カメラを抱えてホテルの部屋を出発しました。

街を歩き、気が向くままにカメラを取り出しては撮影タイム。







メインストリートのライヒェン通り







まさにアルプスを望む街。







白壁の家がなかなかキレイです。







レヒ川に映るアルプス。







川辺の公園にてのワンショット







この道の先にはオーストリアとの国境があります。







レヒ川に映る街の風景





小さい街につき、1時間ほど歩けば町の主要な区域はほとんど踏破。

小さいけど雰囲気があっていい街だなーと思いつつ、

ホテルに戻ってしばし一休みし、

午後7時過ぎに夕食食うべく階下のレストランへ向かいました。





レストランに到着すれば、





A「やあやあ、久しぶり(笑)。」


B「どうもどうも、街歩きはどうでした?」






先ほどのA、B両氏がお出迎え。

どうせなら一緒に食べましょうと先ほど合意しておったのでした。

久々の人と話しながらの夕食の機会のありがたさをかみ締めつつ、





もちろん今日の夕食も、







ビールとソーセージだぁ。(←※エンジョイドイツ)





所用につき先に退出したBさんにごあいさつしつつ、

Aさんとビールを飲みながらヨーロッパやら建築やらについておしゃべり。

明日も是非是非ご一緒しましょうと盛り上がり、

2人ともだいぶ酔っぱらったところで解散です。






さーてと、明日はいよいよこの旅行最後のハイライト

なかなか楽しみにしつつ、今日はここまでです。



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