〜ダメダメ医学生の京風日記〜

京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。

モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。

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きのう いちらん あした
2007年03月09日(金)    キタコレだけどアチャー

ホテル探しのドキドキ感にはまりつつある伯耕です。

どうもこんばんは。





さてさて、ドイツ2日目です。

昨日ケルン大聖堂を見学してからハイデルベルグ入り。

今日は午前中に市内観光できるなーと思いつつ、

今日もいつものように午前7時半起床です。

まずはシャワー浴びて着替えたところで、





ホテルのレストランで独り寂しくボソボソと朝飯。(←※日課)





悲しみを振り払って強く生きていくことを改めて決心しつつ、

チェックアウトして大きな荷物はフロントに預けてホテルを出発です。

ホテルのスタッフがやったらノリがいいことに元気付けられつつ、

まずはハイデルベルグの市街へと向けて出発しました。







ハイデルベルグの旧市街






まずは街を見下ろす丘の上に建つハイデルベルグ城へ向かうことに。

数々の戦争で半ば廃墟と化した廃墟ファン的にはたまらない眺めですが、

まずは城へと続く長い坂道を登らなければなりません。

朝の冷たい空気の中でもさすがに汗ばんできた頃にようやく城に到着、

入場料を支払って、城のバルコニーへと出てみれば、







キレイな景色キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!





色鮮やかな屋根のこじんまりした建築物が集合しているあたり、

今までのどの国の雰囲気とも違うまさしくドイツらしい雰囲気。

素晴らしい光景に来てよかったなーとほくそえみつつ、

中国人ツアー客が凄まじい数で上がってきたためその場を後にしたのでした。





その後、しばし城の中庭を見て廻ったところで、

城の地下にあるというワインの大樽なるものを見に行くことに。





まあ大樽といったって、ワイン用じゃないですか。





たかが樽なのにそんなに大きいなんてことは





・・・





・・・







でかっ!!!!!(←※世界最大級)





てか誰が飲んだんだよと思いつつ、

むしろうらやましいぜと妬みつつ、地下室を出て城見学も終了。

入れ違いに日本人カップルが入ってきたことに歯軋りしつつ、

出口から出て、再び街への帰途に着いたのでした。







あの街へと降りていきましょう。





急坂を下って街へと降りてきたところで、

精霊教会から聞こえるパイプオルガンの音色に旅情を感じつつ、

今日の2枚目の写真の中央右にある赤レンガの橋、

カールテオドール橋を渡って対岸へ向かいます。





対岸まで渡りついたところで、

シュランゲン小道を登って対岸の丘へと登ってみることに。







山へと分け入る小道を登っていきいます。







ひたすらに続くこんな路。





またまた汗ばんできて、息が上がってきたころにようやく広い道に到着。

山の稜線に沿ってゆるやかに一本の道が続いています。

ゲーテなど多くの詩人や哲学者が実際に歩きながら思索にふけった道、







「哲学者の道」





京都の哲学の道ほど混みあってもいないいい雰囲気。

てか俺以外に全く人の姿がありません。

時折犬の散歩の人やジョギングの人と通り過ぎる程度。

俺もなぜ彼女ができないのかの思索と瞑想にふけりつつ、(←※イター)







哲学者の道からの風景







春の訪れを感じます。







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・・・





で(泣)(←※お約束)





ポカポカと温かくいい雰囲気に俺もベンチに座ってしばし一休み、

先ほど来た道を日本人カップルが上がってきたため、

独り者は引き下がることにしました。

独り者は下界に降りろー、観光地はカップル様のものじゃー。

って最近声が聞こえるんですがこれって幻聴ですかね。





・・・





で(泣)(←※カップル恐怖症)





下界に降りたところで再びカールテオドール橋を渡って旧市街へ。

大学の治外法権時代に作られた学生牢やらハイデルベルグ大学の学部やら。

いつの時代にも大学生は活発だったんだなーと妙に納得しつつ、

ヨーロッパの古い大学の多くは大都市の喧騒を離れた小さな都市で、

時代のめまぐるしい変化から一定の距離を保ち、

思索と瞑想のうちに古い文化遺産を検討し新しい文化を作り上げていったわけで、

そのあたりが日本の大学とは違うもんだと実感したのでした。





というわけで、そろそろ昼飯の時間なので、







本日の昼飯。(←※思いっきり和食)





本日の昼食はハイデルベルグでも人気の日本レストラン「KONOMI」にて。

店内は日本の和食レストランの雰囲気で店員さんも日本人、

味付けも普通に日本、きゅうりのQちゃんも日本、

ここがドイツであることを忘れるくらいの日本っぷりにひたりつつ、

久々にご飯をお腹一杯食ったところでお店を出発しました。





そしてお店を出発してすぐ、





・・・





・・・





日本がむっちゃ懐かしくなってきた。。。(←※ホームシック到来)





テンションが完全に日本モードに戻ったところで店のドアを出れば、

そこは石畳と白塗りの建物が続くハイデルベルグの街並み。

このギャップに、自分が今はるか日本を離れた地にいることを実感します。

結構無理やりテンション上げてたんだなーと苦笑しつつ、

再びテンションを海外モードに調整しつつ街を歩き始めました。





近くのショッピングセンターにて靴下を買ったところでホテルへと帰着。

預けてあった大きな荷物の受け取りです。

出てきたのは先ほどの冗談ばかり言う妙にノリのいいスタッフさん。




俺「すいませーん。」


ホ「はいはい。」


俺「預けてあった荷物、受け取りに来ました。」


ホ「えー、あの荷物?」


俺「はい。」


ホ「さっき欲しいって人がいたからあげちゃったよー(笑)。」


俺「・・・」


ホ「困ったねー。ふふふ。」






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・・・





通じたよ!(←※奇跡)





というわけでもちろん冗談タイムが終わればしっかりと荷物を受け取り、

ゴロゴロと荷物を引っ張ってハイデルベルグ駅へと向かいます。

ここから普通列車でマンハイムまで戻り、

30分ほど時間をつぶしたところでやってきたICEに乗車。

再び一等車のフカフカ座席を楽しみつつ、





約1時間後、







バーデン・バーデン到着





やってきましたバーデン・バーデン。

ドイツ語での意味は「温泉・温泉」、その名の通り、

ローマ時代からの由緒ある温泉地であると同時に、

ドイツ最大のカジノを有する一大歓楽地です。

やっぱり旅行といったら温泉ですよ、さあ独り風呂だ、独り風呂だ。





・・・





・・・





悲しくなってきたところで(←※自業自得)





バスのチケットの買い方に四苦八苦しつつも何とかチケットをゲットし、

駅前からのバスに乗っていざ温泉街の中心、Leopoldplatzへ。

隣に座った現地のおばちゃんと話が弾みつつ、

15分ほど走ったところでバスは目的地Leopoldplatzに到着。

まずは今日泊まるホテル探しです。





ガイドブックに載っていた某ホテルを訪問、





俺「すいません、今日シングルルームは空いてますか?」


ホ「すごく小さい部屋しかないですけどいいですか。」


俺「どんな部屋ですか?」


ホ「小さめのシングルで、シャワーとトイレは共同です。」


俺「宿泊料は?」


ホ「一泊30ユーロです。あと保養税が2.8ユーロかかります。」


俺「お願いします。」


ホ「ありがとうございます。これで今日は完全に埋まりました(笑)。」


俺「ラッキーでした(笑)。」





一泊30ユーロはかーなり割安、

この料金で町の中心部に泊まれるのはラッキーだったと思いつつ、

部屋もなかなか清潔でキレイなことに安心しつつ、

荷物を部屋に置いて身軽になったところで部屋を出発です。





さーてと、バーデン・バーデンにやってきたので、





もちろん、







温泉だぁ(↑※カラカラ浴場)





ローマのカラカラ皇帝も湯治に訪れたというカラカラ浴場、

バーデン・バーデンの中心的な存在です。

入り口のショップにて水着を購入し、

ロッカーに荷物を預けていざ大浴場へと向かってみれば、





・・・





広っ!!!





日本の温泉のイメージとは全く違うヨーロッパの温泉、

むしろ温泉というよりも温泉プールと言ったほうが正確かもしれません。

流れるプールや屋外プールなど大小さまざまなプールが全て温泉水、

その中を泳いだり、ジャグジーに身を任せたり、

みなさん思い思いに楽しんでいます。






そしておお!目の前を水着の美女たちもテクテクと歩いていきますよ!






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・・・





で(泣)(←※大失敗)





2時間ほど温泉プールでゆらゆらと揺られたところで、

だいぶプールも楽しんで指もふやけてきたのでこれでカラカラ浴場を退出。

そしてその足で次に向かったのは







フリードリヒス大浴場(←※またまた温泉)






こちらは1877年に完成したヨーロッパ屈指の豪華な浴場とのこと。

入場料を支払い、ロッカーでとりあえずは素っ裸になったところ、

普通に係員さん登場。




掛「ここは初めてですか?」


俺「はい。」


掛「この浴場は順番式になっています。」


俺「はい。」


掛「各部屋に番号と指示がありますので、それにしたがって進んでください。」


俺「わかりました。」


掛「では楽しんで。」





というわけで進んでみれば、まずはシャワールームが。

壁には「1番・シャワールーム、5分間シャワーを浴びること」との表示。

全ての部屋がこんな感じで、番号に従って次々に部屋を移動していきます。





常温サウナにて15分ゆっくりと休み、

高温サウナにて5分間汗をかき、

常温スチームバスを10分、高温スチームバスを5分、

そして36度のぬるま湯に15分間ゆっくりと漬かり、

そしていよいよ大浴場へと移動して10分ほど28℃のプールを泳ぎ、

次は大浴場を望むジャグジーであります。





ボコボコと泡に打たれながら温度は体温よりやや高めのぬるま湯。





見上げれば大聖堂を思わせる大天蓋。





そしてここは混浴。(←※キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!)





目の前を白人美女達がなんら気にすることなく素っ裸で歩いてきます。

ここまであっけらかんとしているとむしろ神秘的な光景ですらあるのですが、

とりあえずまたメガネをロッカーに置いてきた俺はどうすればいいんですか?





・・・





で(泣)(←※またまた大失敗)





ジャグジーを出たら再びぬるま湯の風呂に漬かり、

シャワーを浴びて体をしっかりと拭いたところで、

最後は薄暗い休息室にて裸のまま毛布に包まり30分の安眠タイム。

リラクゼーションをとことんまで追求したヨーロッパの温泉も、

これはこれでなかなかいいものでありました。





大満足でフリードリヒス大浴場を出発し、

そろそろお腹も減ったので街に出てお店を探すことに。

今日の晩酌用のビールも買って帰ろうと思って店を探したものの、





・・・





・・・





この街、食料品店がない。。。





探せども探せども、ドリンクなどを売っている食料品店が皆無。

ひたすらに続くのはブティックや各種ブランド店ばかり、

しかもそのほとんどは午後6時には閉店し、通りは閑散としています。。。

1時間ほど歩き回って探したものの結局食料品店は発見できず。

この街、生活の臭いがまったく感じられないなーと思いつつ、





中華料理屋にて独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※偶然開いてた)





しかも突然降り始めた雨にテンション下がりつつ、

微妙に濡れてホテルへと帰着したのでありました。

明日はどこへ行こうか時刻表とにらめっこしつつ、きょうはここまでです。



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