〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2007年03月08日(木) 無計画的南ドイツの旅スタート 人生も旅行も行き当たりばったり、どうもこんばんは、伯耕です。 さてさて、今日はベルギー出国の日です。 たった2日しか滞在できなかったベルギーですが、 グランプラスも小便小僧も見たし、アントワープも楽しんだし、 チョコレート買ったしワッフル食ったしビール飲みまくったし、 2日間にしてはベルギーを満喫したなーと大満足。 もちろんまだまだ訪問したいところ、経験したいことは山ほどありますが、 今回は涙を飲んで次の国へと出国です。 で、出国は出国なのですが、 今日からは計画が白紙。 14日の飛行機でフランクフルトから帰るまでは、 宿の予約も旅行計画も全くの白紙状態。 というわけで今日からはその場のノリで行き先が決まる6日間、 果たしてどうなることかと思いつつ今日は午前7時半起床です。 二日酔いがほとんど無いことに感謝しつつ、 シャワーが今度はクソ熱いことにビビリつつまずは朝飯食うべく食堂へ。 食堂にて、またまた日本人仲間といろいろしゃべっておりました。 俺「それにしても日程が過ぎるのって早いよなー。」 F「それめっちゃ思うわ。」 R「俺もいつの間にかもう半分過ぎてるしなー。」 俺「俺もさ、8日目にベルギーを出てって計画立てててさ。」 P「うん。」 俺「数週間前からそのあと何しようかと思ってたんだけど。」 F「うん。」 俺「旅行8日目ってすっごい遠い日のことのようでいて、もう今日だもんなー。」 P「旅行中って何も考えることなく時間が経ってくよな。」 F「今日のこの瞬間も気がつけば思い出になっちゃうんだよね。」 俺「そう考えると今ってすっごい大切だよなー。」 P「そうだよね。今日はどこへ?」 俺「とりあえずドイツへ行ってみるわ。」 そんなことを話しながらみんなで飯を食い、 てかこのホステルのパンが異様に旨いことに全員気付きつつ、 飯も食い終わり、準備を整えたらホステルを出発です。 仲良くなったみんなでしゃべりながらアントワープ中央駅から電車に乗車。 ブリュッセル中央駅へ向かうみんなとはお別れし、 俺はその1つ手前のブリュッセル北駅にて下車しました。 ちょっと駅のカフェにて時間をつぶし、時間になったのでホームへ。 さあ、伯耕的ヨーロッパ高速鉄道の旅 ユーロスター、TGV、タリスに続いて4つ目は、 ICE乗るどー。 ドイツ国鉄が誇る超高速列車ICE(Inter City Express)。 最高営業時速300km/hで運転するドイツ鉄道網の要です。 アムステルダムやブリュッセルにも乗り入れる国際列車のひとつでもあり、 今回はドイツへの出国にこの列車を使うことにしました。 ええ、もちろん、 一等車だぁ。(←※座席フカフカ) 座席の頭のところについてる枕みたいなやつの存在は神だと思いつつ、 最初の目的地までは2時間ちょっとの電車の旅。 窓の外を流れるベルギーの広大な農村風景に目を奪われつつ、 しかし今日の計画を立てねばと必死で時刻表とガイドブックをにらみつつ、 2時間後、 ケルン(Koln)来たよー。(←※ドイツ入国) ところで上の写真、駅の裏手にとんでもないものがあるのが写っています。 見えますよね、ちょうどKoln Hbfの看板の上から屋根までの間に。 というわけで、 ケルン大聖堂来たよー。(※世界遺産) てか、 でかっ!!!!! ・・・ 離れて見ても、 でかっ!!!!! 高さ157m、とにもかくにも圧倒的な大聖堂、 この迫力はヤバイ、てかヤバイ、ちびっちゃうかもしれない、ウソ。 デカけりゃいいんですっていう無言の説得力がヤバイ。 突然地上に生えてきた巨大な2つのタケノコみたいな姿がヤバイ。 出川並にヤバイよヤバイよを繰り返しながら大聖堂へと入ってみました。 内部はこんな感じ。 さらにこの大聖堂、塔の上まで階段を使って登れるとのこと。 どうせなら登っちゃってみることにしますか。 というわけで、 階段を500段近く登り、(←※汗ダラダラ、息キレキレ) ようやく塔の上部に到達、 厳重に金網で覆われたその間から景色を眺めてみれば、 ライン川の船がホーエンツォレルン橋を潜り、 そしてやはりライン川沿いの聖マルティン教会と市街地 これがドイツの景色なんだなーと感慨深く思いつつ、 よく120年も前にこんな大建築が可能だったなーとビックリしつつ、 人間はやろうと思ったことは何でもできてしまうような気がしつつ、 再び500段近い階段を下って塔を下りたのでした。 というわけで伯耕も恋愛しようと思えばできるはずですよね! ・・・ で(泣)(←※できないこともある) 彼女ができることを大聖堂でお祈りしつつ再びケルン駅へと戻ったのでした。 駅のコンコースのグリル料理店にて独り寂しくボソボソと昼飯を食い、 さすがはドイツ、ビールの国だと感激しつつ、(↑※5リットル缶) 再び荷物を持って、やってきたICEに乗車しました。 時刻表とにらめっこの結果、先ほどようやく本日の目的地が決定、 ICEに1時間半ほど揺られたところでマンハイムにて下車、 ここで普通列車に乗り換えて走ること約15分、 ようやく、ついさっき決めた今日の目的地、 ハイデルベルグ来たよー。 ゲーテやショパンも愛した詩作と芸術の街ハイデルベルグ、 ドイツの名門ハイデルベルグ大学を有する大学町としても有名です。 我が大好きな大学巡りもロンドン大学、ソルボンヌ大学に続いて3つめ、 趣味が一致している女性、ただいま猛烈な勢いで探しております。 ・・・ で(泣)(←※そして検索結果なし) まずは駅前のインフォメーションセンターでホテルを勧めてもらったものの、 条件的に思ったより安くないので自分で歩いて探すことに。 しばし歩いたところでいい感じのホテルを見つけたので、 中に入って値段を聞いてみたところかなりリーズナブルで即決定、 部屋もキレイでよかったなーと思いつつ、 まずは宿泊先ゲットで一安心です。 ホテルで一休みしたところでそろそろお腹も減ったので、 夜のハイデルベルグ市街に繰り出してみましょう。 夜もなかなか賑わう中、いい感じの料理屋を見つけたので入店。 ビール飲みながらとりあえず飯でもと、 俺「すいませーん。」 店「はいはい。」 俺「ミックスグリルと、パスタの3番ください。」 店「本当にその2つでいいの?」 俺「はい。」 注文も終わり、ビールで上機嫌になって待っていたところ、 でかっ!!! ふつーにステーキが3つと半分、それにソーセージ。 さらにここには写っていませんが山盛りのポテトフライが付いています。 ひえー、安いけどてかマジ旨いけど、 とんでもないものを頼んでしまったと思いつつ、 そういや俺、パスタ頼んでた。。。。(←※大失敗) というわけでお店の人に聞いてみました。 俺「すいませーん。」 店「はい。」 俺「俺の頼んだパスタ、もう作ってますか?」 店「まだ作ってないわよ。」 俺「ちょっとミックスグリルが想像以上に大きくて・・・」 店「実はね、たぶんそう来るだろうと思って作るの待ってたのよ。」 俺「本当ですか?」 店「じゃあパスタはキャンセルでいいわね。」 俺「ありがとうございます、ごめんなさい。」 店「いえいえ(笑)。」 俺「じゃあその代わり、美味しいビールをもう1杯ください(笑)。」 店「はいはい(笑)。」 と、もんのすごいたどたどしい英会話で申し訳なかったものの、 気遣いをしてくれた店の方にドイツ最高だと思いつつ、 残りのソーセージ食いながらビールを傾けテレビでサッカー観戦。 いやはや、ドイツだなーと実感しつつ、お店を後にして、 相変わらず上機嫌で街中を歩いてホテルに帰着したのでした。 ハイデルベルグにいきなり魅了されつつ、今日はここまでです。 |