〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2007年03月03日(土) 非モテ系、シャンゼリゼを行く 今日は写真てんこもりの伯耕です。どうもこんばんは。 俺的に頑張って撮ったつもりなので、 せせら笑いながら見ていただければ幸いです。 さてさて、今日はパリ2日目。 昨日パリに到着して、いろいろな悪条件が重なったこともあり、 初っ端からかなりテンション低い滞在スタートだったわけですが、 今日は気分を入れ替えて一日、ベタなパリ観光を楽しむ企画です。 昨日の低テンションを吹き飛ばしてくれるようなものを見たいなーと思いつつ、 本日は午前7時起床、飯食ってシャワー浴びて着替えて、 午前9時過ぎにホテルを出発しました。 今日は風が強いもののいい感じで晴れ上がっていい日になりそうです。 地下鉄2番線に乗り、Charles de Gaulle Etoile駅にて下車し、 地上に上がってみれば、 凱旋門キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! 思ってた以上にでっかいその姿になかなか感銘を受けつつ、 せっかくなので頂上まで登ってみることに。 ひたすらに続く狭いラセン階段を登って頂上にたどり着いてみれば、 SUGE−−−−−−!!! 眼下に広がるパリ中心部の絶景にいやはや感動しっぱなし。 真下から一直線に伸びるシャンゼリゼ通り 向こうにはモンマルトルのサクレ・クール聖堂も見えます。 高いところ大好きな俺としては至福の景色にしびれまくりつつ、 それにしても日本人が多いなーと改めて思いながら、 ふたたびラセン階段を降りて凱旋門の下へと帰還し、 さーてと、ではいよいよパリの街並み散策といきますか。 というわけで、 非モテ系、シャンゼリゼを行く(←※お呼びでない) 当方、非モテ系ですがシャンゼリゼを歩いたっていいじゃない。 シャンゼリゼは恋人達の大通りなんですか、聞いてないですが何か? おー、シャンゼリーゼ、おー、シャンゼリーゼ、 辛いことがたくさんあってもみんなみんな生きているんだ友達なんだ。 途中から歌が変わっているというツッコミは禁止します。 ・・・ で(泣)(←※パリでも快調に暴走) 横目にグラン・パレやアンヴァリッドの威容を眺めつつ、 ちょっと気分転換に別の通りも歩いてみようと適当な道を左折。 エリゼ宮を眺めながら、フォーブール・サントノレ通りに入ってみました。 高級ブランドの店が軒を連ねるショッピング街であります。 落ち着いた気品ある雰囲気。 むしろシャンゼリゼ以上に非モテ系が浮く場所でした。。。アチャー ・・・ で(泣)(←※自業自得) その後、マドレーヌ教会を眺めながらコンコルド広場に到着。 オベリスクを中心に北にマドレーヌ教会やホテルクリヨン、、 西に凱旋門、東にルーヴル美術館、南にブルボン宮といった、 壮大な建築物が集結する景観にいやはやもう感動するばかり。 その尋常でない規模に圧倒され、やっぱ欧米人はすげーやと感心しながら、 せっかくなのでセーヌ川でも見てみようと思い立ち、 コンコルド橋から見るエッフェル塔とアレクサンドル3世橋。 この沿岸が世界遺産なんだなーと実感しつつ、 再びコンコルド広場へと戻り、さらに歩いてやってきたのは、 ヴァンドーム広場 パリでも有数の美しさを誇るとの前宣伝通り、いやはや美しい! 記念碑を中心に、その周囲を取り囲む重厚な建築物がまたいい雰囲気。 周囲には世界最高級ホテルのリッツを初め、カルティエ、ディオールなど、 世界を代表する高級ブランドの店がずらりと軒を揃えています。 なんだろうこの男独りに全く縁の無い世界は。 ・・・ 見上げれば今日もいい天気。(←※涙目で) その後、テクテクと歩いてチュイルリー公園へ。 緑多い公園に自然にマッチした石像がなかなかいい味を出していました。 おい、邪魔だよ。 ・・・ さらに東へと歩き、カルーゼル凱旋門をくぐって、 大きな道を渡ったところで、 さあ、本日の一大イベントがやってまいりました。 ルーヴル美術館来たよー ガラスのピラミッドがシンボルの世界を代表する美術館、 一昨日の大英博物館に続き、今度はルーブル美術館と、 人類の遺産をこれだけまとめて見ることができる機会も最初で最後、 観光客で大変に混雑する中、チケットを買っていよいよ内部に潜入です。 プロムナード沿いにも貴重な美術品が並びます。 階段を上がり、サモトラケのニケの像にしばし見とれつつ、 さらに奥の方へと進んでみれば、むこうに人だかりが。 なんだろうと思ってその作品を見てみれば、 ミロのビーナスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! いきなり超有名目玉作品がお出迎えですよ。 エーゲ海のミロス島で発見された美の女神の像、 腕を無くしたことで、逆に人間の想像力をかき立てる結果となったと、 むかし国語の教科書で読んだような記憶があります。 西洋の像はこの時代から写実主義的だったにもかかわらず、 東洋にはリアルな造形を目指した像が少ないのは不思議だと思いつつ、 ミロのビーナスの間を後にして、先へと進んだのでありました。 なかなか珍しいミロのビーナスの後姿 ナポレオン三世の晩餐部屋 先生、田中君、鼻血が出たみたいです。 ・・・ おい、モタモタするな、電車に遅れるぞ。 てか動けねえよ。 ・・・ で(泣)(←※妄想全開) その後もものすごい広い館内を微妙に迷いつつグルグルと。 ミロのビーナスに引き続き、この美術館最大の目玉の一つである 「モナリザ」もしっかりと鑑賞させて頂きました。 見れば見るほどこちらに笑いかけてきているような不思議な感触を覚えつつ、 さらに「カナの婚宴」「ナポレオン一世の戴冠式」といった名画、 「ルイ十五世の戴冠式の冠」「ハンムラビ法典」や 「ラムセス二世坐像」などの世界的な文化遺産、 「瀕死の奴隷」「エロスの接吻で目覚めるプシュケ」の彫像など、 二次資料でしか見たことが無かった芸術作品をしかとこの眼で鑑賞。 俺らが見慣れている東洋的な世界の切り取り方と、 西洋的な世界の切り取り方の違いが面白いなーと感心しつつ、 4時間ほど滞在して美術館を後にしたのでした。 ルーヴル美術館を後にして、セーヌ川沿いを東へ向かってテクテクと。 セーヌ川沿岸一帯は世界文化遺産に登録されている名勝、 中世からそのまま残っているような美しい建築物が川沿いに続いています。 いやー、本当に俺、パリにいるんだなー。(←※ようやく実感) 後ろにはルーブル美術館、前には芸術橋、 |