〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2007年03月02日(金) 雨と憂鬱のフランス入り だんだん度胸がついてきた伯耕です。どうもこんばんは。 さてさて、ロンドン5日目、今日は次の国へと出発の日です。 昨日飲みすぎて久々の結構な二日酔い。 もんのすごい喉の渇きと共に午前6時半起床、 シャワー浴びて着替えて、全ての荷物のチェックを済ませ、 3日間お世話になったThe Generator Hostel Londonを出発です。 うぐー、なんか頭痛い。。。 というわけでそのままRussel Square駅へと向かいここから地下鉄。 てか初乗り4£(≒1,000円)というアホな値段設定にげんなりしつつ、 地下鉄を乗り換えて乗り換えて到着したのはWestminster駅。 地上へ上がり、Westminster橋をテクテクと歩きながら、 この景色ともお別れです。(↑※クレーンが邪魔) テムズ川沿いの遊歩道を大観覧車London Eyeへ向けて歩き、 駅近くのカフェに入り、出発前なので気合を入れて、 独り寂しくボソボソとEnglish Breakfastを頂いたところで、(←※やっぱり) Waterloo駅へと向かい、Internationalの表示の方向へ歩いていけば、 俺の中ではこの旅行の中でも結構大きなイベント、 さあ、いよいよこの列車に乗車する日がやってきました。 Eurostar乗るどー。 ドーバー海峡トンネルを潜ってロンドン−パリを結ぶ国際列車。 ロンドン−パリ間をなんと約2時間半、最高時速300km/hで結ぶ超高速列車です。 ところでドーバー海峡トンネルは海底部分の長さは世界一ですが、 トンネル全長となると青函トンネルが世界一ってのは基本事項ですよね。 俺的には日本のものなら安房トンネル、天城隧道あたりはお好みです。 本当は横沢・軽井沢間に好きなトンネルがあったんですが、 鉄道線が廃止になってしまったのが本当に悔しいですよね! 以上、トンネルマニアの伯耕でした。 ・・・ で(泣)(←※イギリスでもマニアック) というわけで荷物を抱えて列に並び、改札口を通過。 国際列車につき、改札を超えたところで荷物検査と身体検査が待っています。 無事これもクリアすれば、パスポートにイギリス出国の判が押され、 そこから先は待合室、そして免税エリア、 しかし悲しむべきことにブランド物を買うべき彼女もいないので、(←※アチャー) 免税店は素通りしてホームに上がればすでに列車が待っておりました。 車内はこんな感じ。 荷物を荷物置き場に安置して車内で待つことしばし、 定刻より5分早い午前10時40分、 ユーロスター9018号パリ行きはロンドン・Waterloo駅を静かに出発しました。 ゆっくりと遠ざかっていく見慣れたロンドンの景色。 いやー、 ロンドンはマジ楽しかったなー。(←※かみしめ中) 治安の心配をすることもほとんどなく、街全体も清潔で整っていい感じ。 入場料や飲食費など激しく物価が高いのが玉に瑕でしたが、 訪れた数々の名所や何気ない街並、郊外の住宅街、 そして出会った人々は一生忘れないであろう思い出になりました。 いつの日か留学できる日が来たらロンドンがいいなーと思いつつ、 列車は都心を抜けて田園地帯を駆け抜けていきます。 ロンドンを出て約1時間後、列車はドーバー海峡トンネルに突入。 ・・・ ・・・ わずか20分後、トンネルを抜ければ車窓に広がるのは広大な田園地帯。 さあ、非モテ系的ヨーロッパ旅行2カ国目、 フランス来たよー。 地平線の向こうまでゆったりと起伏しながらひたすらに広がる平原。 ところどころに集散する赤レンガの家々、そしてその中央には古い教会が。 ヨーロッパにいるんだなーと実感しつつ、列車は走り続けます。 TGV専用路線に入ったようで、現在時速は300km/h。 1時間後、あっという間に終点のパリ北駅(Gare du Nord)に到着。 てか余りにも早すぎて全然パリに着いた実感がねぇ。。。。 とりあえず荷物を持って列車を降りるわけですが、 先頭はこんな感じ。 ここでガイドブックに書いてあった内容を思い出しました。 ・スリや白タクなど旅行者を狙っての犯罪が後を絶たない ・ひったくり、強盗など凶悪な盗難事件が頻発 ・バイクによるひったくりが多発 ・多人数で襲ってくるという狙われたら防ぎようの無い凶悪な・・・ ・RERのホームや車内はメトロに比べてはるかに治安が悪い ・地下道は昼間でも避けること ・スリが接近したら手で振り払い、時には突き飛ばしても・・・ ・一目で旅行者と分かる格好をしない ・自分の身は自分で守ること ・ ・ ・・・ 俺的警戒度マックス。 てか一目で旅行者と分かる格好をしないといっても、 この巨大なバックパックを持ってたら無理やっちゅうねんとぼやきつつ、 駅から一歩外へ出てみれば・・・ ・・・ あ、これは警戒せんとあかんわ。。。(←※一瞬で理解) ロンドンと違ってまず目に付くのは浮浪者の数。 目に付くところに普通に浮浪者が佇んでいます。。。 明らかに関わったらヤバそうな人々も歩道やら広場やらを徘徊中、 道行く人々の半分以上がアフリカ系であることにビビリつつ、 警戒度マックスのまま分かりにくい地図でホテルを探し、 何とか見つけ出してチェックインです。 ふぅ、とりあえずは助かった。。。 まずは部屋に入ってみたわけですが、 ・・・ ・・・ コンセントが無い。。。(←※大ピンチ) てか部屋にコンセントが1つも無いなんて初めての経験なんですが。 デジカメの充電もしなきゃいけないし、朝はドライヤーを使いたいし、 何よりもPCの電源確保が危機的なことに焦りつつ、 フロントに聞きに行ってみました。 俺「すいませーん。」 フ「はいはい。」 俺「部屋に電源コンセントが無いんですが。。。」 |