〜ダメダメ医学生の京風日記〜

京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。

モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。

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きのう いちらん あした
2007年03月01日(木)    見て触って撮って歩いて、そして飲んで

ロンドンにあこがれつつある伯耕です。どうもこんばんは。




さてさて、今日でロンドンは4日目、

明日フランスへと出国することを考えれば実質的に最終日です。

今日も心行くまでロンドンを楽しんでこようと思いつつ、

いつものように午前7時過ぎに起床、

シャワー浴びて着替えて、準備を整えてホステルを出発です。




通り沿いのカフェで今日もEnglish Breakfastを注文。




俺「English Breakfastください。」


店「はい、4ポンドです。」


俺「じゃあこれで。」


店「ありがとうございます。珈琲とお茶とどちらにしますか?」


俺「お茶で。」


店「お茶にミルクはつけますか?」


俺「いや、いいです。」


店「あなた、日本人ですね(笑)?」


俺「はい(笑)。」





ストレートを注文したことで日本人と見破られつつ、

今日も通りに面した席で独り寂しくボソボソと朝食を食い、(←※宿命)

エネルギーを充填したところで本日の活動スタートです。

ところで恋愛のエネルギーを充填してくれる女性・・・





・・・





で(泣)(←※涙の独り旅)





というわけでRussel Squareを抜けてロンドン大学の脇を通り、

ホステルから歩くこと20分、ようやく到着したのは







大英博物館。





ついにやってきましたイギリス最大の観光名所、

大英帝国が収拾した人類の遺産を一挙に集めた、

まさに古今髄一、世界最大の大博物館です。

これを上回る博物館は未来永劫建設できないだろうとのこと。

入場料が無料なのはありがたい限りです。





正門を入ったところで目の前に現れたGreat Courtに圧倒されつつ、

午後10時の開館と共に、なんと本日一番乗りしてしまったのは、







ロゼッタ・ストーン





エジプト古代文字の解読の手がかりとなった石。

解読に至るまでの物語を中学時代に読んで、

いつか見てみたいものだと思っていた石がいま目の前にあります。

改めて見ても、てかよくこれを解読できたなぁと思うばかり。

フランシス・シャンポリオンは間違いなく天才だったと思いつつ、







先へと進んでみましょう。





古代エジプトのコーナーを過ぎれば古代ギリシアコーナーへ。

パルテノン神殿の彫刻群に圧倒されつつ、

アッシリアの石像やらメソポタミアの装飾品やらを見て回り、

次は北側のギャラリーへと向かいます。

こちらは東洋の美術品を中心に展示してあるとのことですが、







Japanハケーン(゚∀゚)!!!(←※なぜかミイラの上)





おお、我が日本のギャラリーもあるじゃないですか。

これはこれはちょっと見に行ってみましょう。

というわけで和風に統一された入り口を入ってみれば、





いきなり百済観音像(※国宝)





普通に触れるくらいの距離で百済観音像がお出迎え。

日本だったら厳重保管で写真撮影などもっての他だろうなーと思いつつ、

もちろんしっかりと記念写真を撮って、展示を見て回ります。





銅鐸や青銅の武具、そして埴輪。





時代は進み、それぞれの時代の鎧兜に日本刀。





江戸時代の庶民の芸術、明治時代の近代絵画、






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・・・





誰が選んでるんだ?





そのセンスとがステキだなーと思いつつ、

日本ギャラリーを後にして、その後は人気のミイラの部屋や、

アメリカ文化、ヨーロッパ文化のコーナーも見て回り、

4時間ほど滞在したところで博物館を後にしたのでした。

莫大な展示品とそしてこの広さ、

確かにじっくり見て回れば1週間以上掛かるというのも頷ける話。

いやはや、大英博物館恐るべしです。。。





その後、博物館近くの韓国料理屋で独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※やっぱり)





気分転換に昨日に引き続きPiccadery Circus界隈へ向かいました。

ここからトラファルガー広場までテクテクと歩いて、

心の赴くままにデジカメを引っ張り出してスナップショット。







昼のPiccadery Circus中心部。







トラファルガー広場の鳩、鳩、鳩。







トラファルガー広場にて、空。





せっかくトラファルガー広場まで来たので、

どうせならとThe National Galleryに入ってしばし絵画鑑賞。

心がアートな感じになったところで美術館を退出し、

地下鉄Charing Cross駅から一気にSt. John Wood駅まで向かい、

再びアビーロードを訪問したところで南へ何となく歩き、

これまた再び訪問のベーカー街にてお土産を1つゲット。

Baker Street駅から地下鉄でKings Cross St. Pancras駅へと戻り、

駅からテクテクと歩いてホステルへと戻ったのでした。

てか今日一日だけで絶対10キロ近く歩いてる。。。





一休みしたところで時刻は午後4時半、再びホステルを出発です。

近くにあったディケンズの家をちょっと外からのぞき、

中学時代に二都物語読んだなーと思い出しつつ、

再び大英博物館を訪問、見残したギャラリーを閲覧し、

もう思い残しはないぞと博物館を出発し、




地下鉄Russel Square駅へと戻ってきたところ、




W「伯耕君、こっちこっち。」


俺「あ、どうも、お久しぶりですー。」





わざわざ迎えに来てくださったのはロンドン大学のW先生

今回恐縮ながらお誘いしてみたところ、

予定をあわせてパブにでも行こうと計画をしてくださりました。

今日はロンドン大学の別の先生もご一緒されるようで、

まずは先生に連れられてロンドン大学の方向へ。





というわけでロンドン大学の某研究室に到着。

今回、むしろW先生と俺をパブに連れて行ってくれるP先生の登場です。




P「どうもどうもー。」


俺「どうも、はじめまして、伯耕です。」


P「どうも、Pです(笑)。」


W「お忙しいところわざわざすいません。」


P「いやいや、ちょうど一仕事終わったしね。」


W「お忙しかったんですね。」


P「ちょっと前までMCBの論文で大忙しでね。」


俺「MCBと言いますと?」


W「Molecular Cell Biologyだよ。」


俺「え・・・それってかなりすごいんじゃ。。。」


W「この先生はすごい先生やねん。」


P「まだまだ、Scienceの論文も待ってるよ(笑)。」






・・・





いいのかご一緒して。(←※ビビり)





先生の机の上に無造作においてあった

「Molecular 苦労人グ」と書かれたファイルが微妙に気になりつつ、

しばしお待ちしたところで先生のオススメのパブへと出発。

ロンドン最後の夜はロンドン名物のパブで打ち上げです。




パブに入ってみれば研究室メンバーが勢ぞろいして大盛り上がり中。

それにしても国際色豊かなメンバーだなーと感心しつつ、

ビールを飲みながら先生方といろいろお話をしておりました。

イギリスと日本の研究室についてのお話、

臨床と基礎研究についてのお話、

研究グループリーダーとして必要とされるものは何かとの話題から、

話は4月から俺も突入する研修医の話題にも。

研修医として何を重点的にやるべきなのか、

研修医2年間における救急の経験の重要性、

そしてどうすれば看護婦さんにモテるのかという話も聞けて、





すっごい参考になったよ。(←※最後で台無し)





ロンドンのパブの雰囲気を心行くまで愉しみつつ、

W先生とも近況についていろいろとお話をお聞きしつつ、

研究室のメンバーさんたちと記念写真を撮りまくったところで、

午後10時前にP先生、W先生と共にパブを出発。

さらにインド料理店にてワイン飲みながらいろいろとお話をお聞きしつつ、

午後11時前に本日の打ち上げはお開きに。

地下鉄King's Cross St. Pancras駅にて先生方とはお別れし、

ホステル最寄り駅のRussel Square駅に向かい、

久々にかなり酔った足取りでホステルへと戻ったのでした。

ビールとラフロイグとワインのちゃんぽんがかなり効いた。。。




というわけでホステルの部屋へ戻り、




「I'm drunk. I'm drunk. Yeah!」




と叫びながら同室のドイツ人を呆れさせつつ、

あまりにも眠いので着替えてそのまま寝てしまったのでありました。

明日は次の国へと出発、今日はここまでです。




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