〜ダメダメ医学生の京風日記〜

京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。

モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。

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きのう いちらん あした
2006年08月22日(火)    一日に何軒のラーメン屋を巡れるか・博多1日目

今日は昨日の続きから。どうもこんばんは、伯耕です。




アイマスクをしてしばし座席に寄りかかるもなかなか寝られず、

時間がものすごくゆっくりと過ぎているような気がして・・・




・・・




・・・




「間もなく列車、下関に到着いたします。お降りの方は・・・」




時刻はまだ午前5時台、なんか本格的に眼が覚めてしまいました。。。

数分停車の後、列車は発車し、関門トンネルへと突入、

あっさりと通過すればもうそこは九州です。

門司駅を発車すればだんだんと日が差してきて完全に朝の雰囲気に。




小倉の都市圏を過ぎ、スペースワールドの横を通り過ぎ、

山間の農村地帯をムーンライト九州は博多へ向かって走ります。

1時間ほど走れば突然山が切れて住宅街が広がり、

さらにさらに広がってゆく住宅街の中に徐々にビルが目立ち始め、

いよいよ線路沿いに大型ビルが林立する大都会へと突入、

午前7時26分、ムーンライト九州号、博多駅到着です。




さーて、ついに九州まで来てしまった。。。




まあ、せっかく来たんだから、




ラーメンだぁ。(←※本来の目的)




そうです、この度の目的は九州ラーメン巡り。

たった2日間の滞在ですが、この間に食えるだけラーメンを食うのだっ!!

大きな荷物をコインロッカーに預け、身軽になったところで地下鉄に乗車。

赤坂駅で下車し、しばしテクテクと歩いたところで




さあ、到着したのは、




「元祖・長浜屋」(※別窓)




いきなりの博多ラーメンの重鎮にやってきました。

いまや博多ラーメンの代名詞とも言える長浜ラーメン

そんな長浜ラーメン発祥のお店であります。




食券を買ってなかなか時代を経た感じの店内に入り、

しばし待っていたところすぐにラーメン登場。

ネギにチャーシューとなかなかシンプルな一杯ですが400円は安い!

味わってみれば最初は薄いのかな・・・という感じだったのですが、

食べれば食べるほど優しい豚骨の旨みが舌を包み始め、

食べ終わってお店を出てからも旨みのベールがいつまでも残り、

いやはや、後味のいいラーメンとはこういうものかと。

初っ端からかなりのハイレベル店でこの先がなかなか楽しみです。




食べ終わってテクテクと駅まで帰るわけですが、




・・・




・・・




暑い!!!!




いやもう、日向なんて歩いてたら汗の大洪水状態、

日陰を歩いていても歩くだけで髪の毛から汗が滴り落ちてきます。。。

駅まで向かう途中早くも暑さにダウンし途中のカフェに入店、

何も決まっていませんが、とりあえず今日の計画を考えることにしました。




んー、ラーメンばっかりってのもつまらないなあ。




どうせなら観光名所チックなところにも行きたいなー。




なんかタイムリーな観光名所・・・




・・・




(←※名案)




というわけで思いついたらすぐ行動するのがアクティブ非モテ系です。

赤坂駅から再び地下鉄に乗り込み博多駅に戻り、

青春18切符で改札をくぐって鹿児島本線の快速に乗車、

二日市駅にて下車し、駅前商店街をテクテクと歩いて西鉄二日市駅へ。

ここから電車に乗って到着したのは西鉄大宰府駅です。




というわけで、




太宰府天満宮に医師国家試験合格を祈願しに行こう!




独りで。




・・・




・・・




で(泣)(←※アチャー)




というわけで西鉄大宰府駅から参道を歩いて大宰府天満宮へと向かいます。

それにしてもやっぱり暑い、暑い、暑い!!!

ゆっくりと史跡めぐりをしつつなんて余裕は全くなく、

汗が流れ落ちるのを感じながらできるだけ何も考えないように歩き、

強烈な日差しに眼も開けられずにとりあえず本殿に参拝し、

観光ガイドで気になっていた「お石茶屋」(※別窓)で一休み。

梅が枝餅って結構おいしいなーとテンション上がりつつ、

再び暑い暑い参道を歩いて這う這うの体で大宰府駅まで戻ってきたのでした。




うあー、とりあえずむっちゃ汗かいた。。。




さあ、どうしよう。




・・・




・・・




(←※またまた名案)




そうと思いついたら行動が早いのがアクティブ非モテ系です。

西鉄大宰府駅から電車に乗って西鉄二日市駅まで戻り、

さらに商店街を通ってJR二日市駅まで戻れば、

今度は線路を越えてまたまた長い長い道のりを大汗かきながら歩き歩き、




ようやく到着したのは




二日市温泉。(※別窓)



1200年以上の歴史を誇る九州有数の古湯、

実は先ほどJR二日市駅に着いたときに、

駅前にでかでかと温泉の看板があったことをチェックしていたのでした。




まずは「御前湯」(※別窓)にて汗を流し、




スッキリしたところで




ついでに向かいの「バーデンハウス」(※別窓)でも入浴し、




いやー、2つも温泉に入って本当に充実してましたよね!





↑エンピツ投票ボタン。押すと続きが読めるよ。(投票結果)




・・・




すごい充実ですよね!(←※意味なし)




そんなわけで再びと暑い暑い道のりをテクテクと歩き、

ようやく駅が見えてきたと思ったらこっち側からは入れないことが判明し、

再び大回りして元来たルートへ合流し、

ようやく、ようやく駅まで戻ってきたのでありました。ぐはー。。。




さあ、そろそろお腹が空いたぞ。(←※ただいま午後1時過ぎ)




よーし!




ラーメンだぁ。(←※本日2回目)




というわけでJR二日市駅から鹿児島本線の電車に乗ることしばし、

筑後川を渡ったところで快速はJR久留米駅に到着しました。

九州ラーメンの源流、久留米ラーメンは何としてでも頂かなければなりません。

久留米ラーメンの巨塔は「大砲ラーメン」「南京千両」の2店。

九州ラーメン発祥の店とも言われる南京千両は是非訪れたかったのですが、

夜7時からの営業ということで涙を飲んで今日は「大砲」へ行くことに。




「大砲ラーメン」はJR久留米駅から約2キロのところにあるとのことで、




・・・




・・・




どうせモテないし歩くか。。。(←※関係ない)




というわけで入道雲が頭上を覆い、雷鳴鳴り響く不穏な空の下、

JR久留米駅から市役所方面へ向けてテクテクと歩き始めました。

それにしても暑い、暑い、暑すぎる!!!

今日の最大の敵は汗との戦いだと感じつつ、

適時コンビニやら書店に逃避しつつ、

何で久留米市役所はこんなに立派なんだよと思いつつ、




さてさて、そろそろこの付近のはずなんだけど・・・




あれ、ここだと思ったのに違うのかな・・・




しかもついに雨降ってきたよ・・・




・・・




・・・




どこだ????(←※迷ってる人)





よし!こういう時には






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・・・




すごい親切でした!!!(←※大感謝)




てか、久留米で何があったんだろう。。。

そんなことを考えつつ、教えてもらったとおりに道を進んでお店を発見、

本日2軒目に訪れたのは「大砲ラーメン本店」(※別窓)であります。

非常に難しい「呼び戻し」手法を守る久留米ラーメンの雄、

頂いたラーメンもとにかくコクがあってクリーミーな濃厚スープが旨い!!

先ほどの長浜屋とはある意味対照的なラーメン、

スープをすする瞬間から豚骨の旨みがガツンガツンと舌に響いてきます。

まさに俺は豚骨ラーメンを食ってることが実感できる一杯、

いやはや久留米ラーメン恐るべしです。




お店を出たら本格的な雷雨モード。




・・・




さすがにこれはタクシーやな。。。




と思ってすぐ近くの西鉄の駅まで向かい、タクシー乗り場を探します。




お、タクシー発見!




運転手さんに声掛けよう・・・










運転手さん、この人に劇似。




・・・




・・・




別の手段を探そう。。。(←※ヘタレ)




このタクシーは断念し、新たなタクシーを捜していたところ、

俺の横を1台のバスが通り過ぎました。




「西鉄久留米駅経由、JR久留米駅行き」




・・・




・・・




待て待て待てぇ〜〜!!!(←※走る非モテ系)




というわけで運よくJR久留米駅行きのバスをゲット。

市役所経由でJR久留米駅まで運賃160円でした。

さっきの俺の汗グダグダなラーメン屋探しも160円分だったのかと思うと、

なんかモテなくてごめんなさい。




・・・




・・・




で(泣)(←※関係ない)




JR久留米駅を青春18切符で入札し、ちょうど到着した小倉行き快速に乗車。

さすがに睡眠不足と無理な行軍が響いて電車の中では爆睡してました。

ふと気づけばもう列車は南福岡駅を過ぎたところ、

それからわずか数分で列車は再び、再びJR博多駅到着です。




コインロッカーから大きな荷物を取り出し、

地下鉄に乗って天神で下車、

天神から天神南までの乗り換えは長すぎると内心文句たれながら、

オシャレな天神の地下街を引け目を感じながらテクテクと歩き、

ようやくたどり着いた天神南駅から地下鉄七隈線に乗車。

妙に列車がカッコいいなあと思いつつ、某駅にて下車し、

しばし歩いてようやく本日宿泊するホテルへとたどり着きました。




ホテルの部屋にてしばし休息し、




昨日の分の日記をアップしたところで、




・・・




そろそろお腹も減ってきたな。。。




というわけで、




ラーメンだぁ。(←※本日3回目)




さあ、夜になった今が頑張りどころです。

この夕食で頑張って、少なくとも2店は絶対に回るのだ!!!

とりあえず運動もしなきゃならんのでホテルから徒歩で街へと繰り出し、

やってきたのは「キャナルシティ博多」(※別窓)

ショッピングもグルメも映画も何でもありの超大型複合商業施設です。




さすがにこれほどの汗を予想していなかったためTシャツを1枚購入し、




1,000円だと思ってたのに実は3,000円でかなりテンション下がりつつ、




・・・




・・・(←※気分切り替え中)




地下のグルメ街に降りたところで、

さてさて、楽しみにしていたお店についにやってきました。




「一蘭」(※別窓)




いまや博多ラーメンの代表格とも言われる超有名店。

天神本店か、キャナルシティ博多店か、かなり悩んだのですが、

一括して作るので基本的にスープの味は同じという情報と、

あとはここキャナルシティ博多店でしか体験できない、

ラーメンマニアならよくご存知のあるもの
の実際に見てみたかったので、

今回はこちらの支店をチョイスさせてもらいました。




さあ、店内に入店し、




選挙の記入所のごとき独特のブースに入り、




やはり独特のオーダー表を書いて店員さんに提出、




数分後、到着したのは









四角い容器に入ったラーメン





これこれ、これですよ、この四角い容器。

お弁当箱を思わせるこの容器、「重箱どんぶり」というらしいのですが、

食べやすさは置いておけば、ふたを開けたる時の期待感はいいものです。




てかそういうマニアックな話は置いておいて、




旨い!!!!




これは人気が出るのもうなずける、素晴らしい豚骨ラーメンです。

東京進出を果たしていまや全国区の人気を獲得した秘密は、

臭みの全く無いこのスープとピリ辛風味にあるのは間違いないでしょう。

「通」的にはむしろ豚骨臭いのが豚骨スープの醍醐味なのかもしれませんが、

普通の、特に女性客には臭みの無い美味しいスープは魅力的なはず、

マニアに対する100%よりも、万人に対する90%を狙って大成功した、

俺的にはそんなイメージのハイレベルラーメンでした。

あー、いやはや、さすがは貫禄の旨さ、一蘭恐るべし。




大満足してキャナルシティ博多を後にして、




中州の屋台の中を通り抜け、




気がつけば風俗店が林立する怪しいエリアに迷い込んでしまいつつ、




なんとか国体道路に復帰し、

途中からは地下に降り、再び天神の地下街を歩いたところで

7西出口で再び地上へと上がり、岩田屋の間を抜けて、

突き当たりのドラッグストアでさすがに胃腸薬を購入したところで、




またまた




ラーメンだぁ。(←※本日4回目)




滞在時間は短いんだからできる限り楽しまなければっ!!!

まだまだ胃に入ると自分のお腹に言い聞かせつつ、




次に向かったのは、




「博多一風堂・大名本店」(※別窓)




さあさあ、これまた全国に支店を置く博多一風堂のいよいよ総本店です。

この大名本店には総本店でしか味わえないメニュー、

その名も「かさね」なるラーメンがあるとのこと、

これを味わわなければラーメンマニアの名が廃るということで、

いよいよ総本山の突入であります。



店「いらっしゃいませー!!」


店「こちらにどうぞー!!」


店「メニューはこちらになります!」




さーてと、「かさね」、「かさね」と。。。




・・・




・・・




あれ、「かさね」がない。。。




もしや、と思って店員さんに聞いてみました。



俺「すいません、もしかしてここ、本店じゃないんですか?」


店「あ、ええ、ここは西通り店になります。」


俺「うあっ、てっきりここが本店と思ってました。。。」


店「実は本店、すぐそこにあるんですよ。」


俺「そうなんですか。。。」


店「よろしければご案内しましょうか?」


俺「ええ!いいんですか!?」


店「はい。1名様、本店へとご案内です!!!」





というわけで、お店を出て可愛らしい女性店員さんに案内されるがまま、

夜の博多の街を歩いていきます。



俺「いやー、この店見つけた瞬間に本店やと思ってしまいましたよ。」


店「近いんですよね。結構間違えられる方いらっしゃいますよ。」


俺「でしょうねー。」


店「お客さん、もしかして県外の方ですか?」


俺「ええ、京都から来ました。」


店「京都からっ!!!お仕事ですか?」


俺「えー、年くって見えるかもしれませんが学生ですので(笑)。」


店「あー、すいません(笑)。」


俺「夏休みを利用して博多に遊びに来たんですよ。」


店「そうなんですかー。京都、高校野球強かったですよねー。」


俺「今年は準々決勝で負けちゃいましたけどねー。」


店「去年は京都外大西がいいところまで行きましたよねー。」


俺「詳しいですねー。」


店「実はですね、今日京都からのお客さん3人いたんですよ!」


俺「そうなんですかー。僕が4人目ですね。」


店「そうなんですよー。」




ってな感じでなかなか面白くおしゃべりしつつ、

一本南にあった大名本店についに到着しました。

わざわざ本店まで案内して頂いて申し訳ないと感謝しつつ、

店員さんも実は本店からのヘルプだったようで、ついでに戻った感じ。

今度こそ案内していただいた店員さんに「かさね」を注文です。




いっただっきまーす♪




おぉ、旨い!!!




一風堂でこんなラーメンを味わうことができるとは、

なんかものすごく新鮮な感じです。

おそらく豚骨、鶏ガラも入っているでしょうか、

獣系の旨みたっぷりですが、非常にスッキリあっさりしていて、

豚骨ラーメンですが、むしろ塩ラーメンに限りなく近いのかもしれません。

麺も普段一風堂で使われている麺とは別の中太麺でしょうか、

具にキャベツが入っているのも新鮮なで、

先ほど一蘭で食べたにも拘らず、あっという間に完食してしまいました。

これまた一風堂の底力を見せ付けられた一杯、一風堂恐るべしです。



店「どうでしたか(笑)?」


俺「いやはや、旨かったです。来てよかったですわ!」


店「ありがとうございます!是非また来てください!」


俺「いやー、また九州に来たら必ず来ますわ!」





・・・




・・・




ついでに僕を彼氏にしてください。




・・・




・・・




で(泣)(←※全員無視)




相変わらず伯耕の出会いはいつになるのか見通しがつかないまま、

運動せなあかんと思ってホテルまではテクテクと徒歩。

相変わらず汗かきまくって夜の博多を歩き、

途中のコンビニで深夜の独り酒用のビールを購入し、

ホテルへと戻ったのでありました。




さてさて、明日はどこへ行きましょうか、今日はここまでです。



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