〜ダメダメ医学生の京風日記〜

京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。

モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。

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きのう いちらん あした
2006年02月15日(水)    ヘタレてまな板の上の鯉

毎回個性的な先生が多いことにビックリする伯耕です。どうもこんばんは。




さてさて、今日も病院実習は続きます。

昨日の北野病院での学外病院実習&お仕事のギリギリ日程も何とか終了し、

クタクタに疲れつつも仕事が押し寄せ寝たのは午前3時、

そして目覚ましで目が覚めたのは午前7時半、あー、もっと寝てぇ。。。



というわけで今日もサトウのごはんにレトルトカレーで男の朝飯。

朝から辛口カレーでだいぶヒートアップしたところで、




今日も独り寂しく飯を食うこの現状にたちまちクールダウン





・・・





だいぶ切なくなったところでシャワー浴びて着替えて、

なかなか寒さも和らいだ京都の街を京大病院まで急いだのでした。

ああ、街には春がやってきたんですね。俺を取り残して。





で(泣)(←※イター)





午前中は手術室実習、今日のポリクリ担当はこの科の教授であります。

寡黙ながら非常に優しい先生で学生にいろいろと手技を教えてくれました。

静脈ライン確保法、マスク換気法、マーゲンゾンデ挿入法などなど。

その他にも解剖やら薬品の使用法や特色などもいろいろとお勉強。

お忙しい中でも学生の相手をしてくれる先生には常に感謝、感謝です。



ちょっとトイレに行って再び手術部へ戻ってきたのですが、

手術部の廊下にて同じ班のメンバーと遭遇。




俺「あれ、もう実習終わったの?」


A「手術室での作業は終わったし、講義するから会議室へ来いってさ。」


俺「あ、了解。手術室に教科書置いてきたし、取りに行ってくるわ。」





というわけで置いてきた教科書を取りにいくべく手術室へ。

ここだここだとドアを開けようとしてふと中をのぞいてみれば、





ただ今、術中透視中。(※放射線注意)





・・・





入れねえよ。。。




あー、中にいる人全員とも放射線プロテクター着けてるし。

目の前に教科書があるのにこのドアを開けて入れないこのジレンマ。

透視が終わるのを待つ間、ちょうどその場にいたドクターさんと

なぜかAVMについて熱く語り合っておりました。マニアック。




しばらくしてようやく透視も終わり、教科書持って会議室へ。

講義が始まるまでしばしおしゃべりして待っていたところ、

数分後に教授がやはり寡黙に登場、ポリクリ講義スタートです。




教授「さて、では今から出席を取ります。全員いますね?」


一同「はい、6人全員います。」






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・・・




早いよ。




と言いつつもそれなりに盛り上がり、

薬に関してはかなり復習したところで午前中の実習は終了です。

手術衣から白衣に、白衣から私服に着替えて病院を後にしたのでした。




相変わらず大学生協ルネで独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※お約束)




今日は気温が高めにつき、自宅に戻って洗濯物を干して、




午後1時の集合に備えて再び京大病院へと向かったのでした。

病院に到着すればなかなか本格的な雨が降り出たわけで凹みモード。

洗濯物にはこうして濡れ場が訪れるのに俺にはちっとも来ないんですが。





で(泣)(←※イター)





と相変わらずヘタレたところで午後はペインクリニック実習です。

神経節ブロックや硬膜外麻酔など実際の手技についても勉強しましょうと。

一通りの説明が終わると、先生のほうからこんな指示が。




先生「今日はこの中で1人、三叉神経ブロックをされてもらいます。」


先生「どなたかやられてみたい人、いますか?」





・・・




何で一斉に俺の方を見るんですか?




というわけで俺が三叉神経ブロックされることになりました。

術者は班員のA氏、てかマジよろしくお願いします。成功してください。




何気なくマニュアルを読んでみれば、




・注射針を顔面に垂直に、眼窩上切痕のおよそ2cm上に刺入する。

・針先が骨に当たったことを確認したら、薬液を注入する。






ようすんに、額に垂直に、骨に当たるまで針を突き刺せと。





・・・




・・・




正直、怖いんですが。(←※ヘタレ)




・施術後、1週間ほど眼が開けられないほどまぶたが腫れることがある。

・刺入においては誤って眼球に刺入しないよう気をつけること。






・・・




・・・




ひぃぃぃぃ。(←※ヘタレ)




しかしもう決まったからには腹をくくるしかありません。

ベッドに寝かされて班員が見守る中、A氏が術前処置を始めます。





眼をガーゼで隠され、





眼の上の骨の辺りをアルコールの綿で拭かれる感触。





A「じゃ、やるよ。お願いします。。。」


俺「はーい。。。。」





・・・





ぶすっ





・・・





てか、ちょっと痛てぇ。。。





A「あ、終わりました。お疲れ。」





チクっとはしましたが、意外にもあっけなく神経ブロック終了。

同級生に眼の上を骨に当たるまで針で刺されるという

なかなか激しい経験でしたが、時間にしたらほんの十数秒で終了です。




そしてその数十秒後には




見事に額の感覚喪失。




いやもう、圧感はわずかに残るけど触感とか全くわからず。

班員にいろいろなもので触られたわけですが、

鈍い圧感があるだけ、額全体が鈍くしびれた感じの不思議な感触です。

術者の腕が良かったせいか、内出血もなく特に副作用も無し。

俺的にはなかなか面白い経験ができました。しびれてますが。。。

麻酔が消えて感触が戻ってきた午後3時過ぎ、本日の実習は終了です。




病院を出てなんとなく久々に「麺屋○竹」にてラーメンを食い、




だいぶ伸びてきた髪の毛を美容院でスッキリさせ、




大学生協ルネで独り寂しくボソボソと軽めの夕飯を取り、(←※お約束)




いったん自宅へ戻り、準備を整えたら雨の中再び医学部へ。

毎週水曜日は医学部図書館にてケーススタディー勉強会であります。

本日はN氏による細菌感染症のプレゼンテーション。

俺的には全くスルーの勉強分野だったのでなかなか面白かったです。

なかなか今日はテンションも高く笑いあり勉強ありで充実。




そして午後10時過ぎ、医学部図書館前でお別れして、

俺はコンビニで明日の朝飯を買って帰宅したのでありました。

自宅ではひたすらに仕事に追われながら気がつけばこんな時間。

今日はここまでであります。




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