〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2004年09月07日(火) 迷子の迷子の24歳男 ラックトップ伯耕です。どうもこんにちは@Sunnybrook Hospital。 さてさて、労働者の日も終わり、今日からカナダは新年度。 そして私は早いもので実習最終週です。 というわけで、いつものように午前6時起き。 友人が寝坊しやがったため、私独りで病院に向かったのですが 地下鉄の車内で気づきました。。 ・・・オペ着忘れた。。。 週末は洗濯のためホステルに持って帰っていたのですが、 持ってくるのを完全に忘れておりました。。。 病院に着いたら、ちょうど先に帰った先遣組のオペ着が余っていたため、 今日はそれを使わせていただくことに。 さて、本日から、休暇を取っていたあるドクターが復帰されます。 その名もDr.Cohen. 休暇前にCohenのオペを見ていた先遣組の2人によれば、 ハリウッドばりのカッコよさ を誇る、若きテクニシャンらしいということで、 私としてもなかなか楽しみにしておりました。 そして、いつものようにオペ室に入ると・・・ Dr.Cohenキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! おおお!さすがにカッコいい! 例えるとしたら ハリウッドにデビューしたタイガー・ウッズ みたいな感じ。 オペも若いだけあって大胆かつスピーディー。 いろいろ話しかけてくれるし、いやはや、ステキなドクターです。 そんなCohenのオペを見つつ、隣の部屋でチーフのFremesのオペも見つつ、 午前中はほぼ最後まで見尽くして終了。 相変わらずハンバーガーの昼飯を食った後は午後の症例。 またしても患者さんの頭の上の位置に陣取り、 最初からずっとオペを見ることに。 さて グラフト採取も終わり、次は送血管・脱血管の挿入です。 まずは脱血管の挿入ということで、大動脈に穴を開け、 管を差し込んだのですが・・・ 俺は気づいてしまいました。 クランプ(止め金)してない・・・。 その瞬間、 俺の中で世界がスローモーションに。 ああ、血が上がってくる・・・ 上がってくる・・・ 上がって・・・ 噴出。 ビシャ!と音がして、血飛沫が目の前のビニールカーテンに直撃、 3人くらいが大量に血を浴びて、床も一瞬にして血溜まりに。。 執刀医は 「Oh, shit!」 と一言つぶやいて、すぐにクランプをかけて止血。 大量に見えて、実はそんなに出てはいなかったらしいです。。。 それにしてもビックリしました。。 しかし手術は問題なく終了し、 私たちも午後6時半過ぎ、病院を後にしました。 さて 今日は楽しみにしていたイベントがあるのであります。 それは ロブスターを食いに行こう企画。 ええ、ロブスターといえばアトランティック・カナダの名産です。 日本と比べてかなり安く食えるらしいので、これは食わなあかんと。 しかし、同行の友人は甲殻類がダメなので、 俺一人で先生が教えてくれた有名な店に向かいました。 まずは病院を出て、バスで地下鉄Lawrence駅へ。 ここで再びバスを乗り換えて、Avenue Rd.を目指します。 Avenue Rd.へ向かうバスの中で黒人のおばあさんに話しかけられました。 話を聞いてみたのですが、 すさまじい訛り で、何をおっしゃっているのかまったくわかりません。。 どこどこへ行くには、このバスでいいのか?って内容らしいのですが、 なにぶん俺もstrangerなので、よくわかりません。 おばあさん、次は運転士さんに聞いていますが、運転士さんも苦労している模様。 そこでおばあさん、通じていないと悟ったのか、 |