〜ダメダメ医学生の京風日記〜

京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。

モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。

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きのう いちらん あした
2004年09月06日(月)    カナダ最後のホリデー

治安警戒度はオレンジ、どうもこんにちは、伯耕です。



さてさて、今日はカナダは「労働者の日」ということで祝日。

もちろん病院も開いてないので実習もお休みです。



朝8時過ぎ、まだベッドの上でグダグダしておったところ、

同行の友人がケベックから戻ってきました。

週末、VIA鉄道とバスを使ってモントリオールとケベックへの一人旅。

まあ無事に帰ってきて何よりです。



洗濯を済ませて昼ちょっと前に飯を食いに外へ。



一縷の望みをかけてIntercontinental Hotel前まで行ったのですが・・・



コスプレ集団はいませんでした。。



ああ、結局セーラーマーズには会えず。・・・無念です。



Union駅近くのTim Hortonsでランチセットを食い、

ここで友人とはいったんお別れ。

最後に残ったばあちゃんへのお土産を探しに、ハーバーフロントへ向かいました。



Union駅からYork Streetを湖に向かってテクテクと。

鉄道の高架をくぐり、横にCN TowerAir Canada Centerを眺めつつ、

オンタリオ湖畔のショッピングセンター、

Queen's Quay Terminalに到着しました。



内部は各種ショップが連なり、なかなかいい感じです。

まあ、京都人の一部にしか通じない例えをするならば、


ちょっと高級なカナート洛北



見たいな感じ。地元ネタでごめんなさい。。

それでもここならお土産も見つけられそうです。



どうでもいいことなんですが、



ふとした拍子に日本の歌が口をついて出てくることがあります。



歩調に合わせてなぜか口ずさんでいる自分がいたり。



今日もQueen's Quay Terminalモール内をテクテク歩いている最中、



なぜか頭の中で



欽ちゃん仮装大賞のテーマ



が流れ出し、エンドレス再生モード。

う〜む、よりによってなぜ欽ちゃんなんでしょう。。。




欽ちゃん仮装大賞のテーマソングを脳内BGMに、

モール内をテクテクと歩き回っていろいろな店を物色しましたが、


・・・


結局これだというお土産を見つけられず。。。



↑優柔不断男



というわけで、別の店に行こうと思って

York Street駅からストリートカーに乗り込み、街の中心部を目指すことに。



そして、Union駅到着。



ストリートカーを降りて、地上へ上がるエスカレーターに乗り込もうとしたとき



突然後ろから声をかけられました。



振り返って見てみれば・・・



キレイな白人お姉さん。



たぶん年は俺と同じくらいかそれともちょっと下か。

それにしてもなんかいろいろ荷物を抱えています。。



とりあえず、話を聞いてみると、



エスカレーターに一人では乗れないので、

一緒にタイミングを合わせて乗ってほしいとのこと。



一瞬心の中で



あなた、どこから来たんですか・・・。



と思ってしまった、そんな思いを顔には微塵も出さずに、



「Oh, sure.」(※with ひきつった笑顔)



と、快く引き受け、



手をつないでエスカレーターに乗り、



なぜか手をつないだままエスカレーターで上り、



やっぱり手をつないでエスカレーター終了。




女性は「Thank you.」と言いながら人ごみの中に消えていきましたが、


俺の頭の中では







がグルグル巡回していたため、

果たして得をしたのかどうだったのかいまいち実感できず。。。



しかし、女性が去ったあとで、



もしかしたら新手のスリかも・・・



と思って財布を確認してしまった俺は



汚れた大人です。。



海外では常に警戒モードはオレンジな伯耕です。

でもたぶんあの人はいい人だったんだ。そうに違いない。

多分エスカレーターがない田舎から来ただけなんだ。そうに違いない。



そんな不思議な体験をしつつ、地下鉄に乗ってOsgoode駅で下車。

エスキモーやらイヌイットやらの製品を扱う

Native Stone Artなる店に行ったのですが、



祝日休業。



むむむぅ・・。



しょうがないので、Queen Streetを東へ向かい、

もう何度目かわからないThe Eaton Centerへ。

そして、ここの地下フロアにあったカナダ製品を扱う店で、

ばあちゃんへのお土産もゲットしてしまいました。

結構値は張りましたが、そのへんはいつもの恩返しということで。



再びどうでもいいことなんですが、



こちらにくると、日本語Tシャツ着ている人が結構います。



たぶん意味など何もわからずに着ておられるのでしょうが。。。



今日もThe Eaton Center内をテクテクと歩いていると



向こうからかなり太ったおじいさんがやってきました。



はちきれそうなくらいピチピチのTシャツ、






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・・・



なぜそれを持ってる?



そこでしか売ってないはずだし、

明らかに関係者じゃなさそうだし、(←失礼)

たぶん日本語Tシャツ業者が勝手に作った製品なのでしょう。。。



まあこの前、



洗剤の「トップ」Tシャツ



着てる人もいた気がします。

日本人が英語Tシャツ着るときも、書いてある内容には注意した方がよいかと。。



そんなわけでThe Eaton Centerを出て、

トロント大学の関連病院であるSt.Michael's Hospitalを眺めつつ、

地下鉄Queen駅から再びUnion駅経由で大回りして

今度はQueen's Park駅で下車。



ちょっとトロント公立図書館に立ち寄ろうと思いつつも、



祝日休業。



ああ、カナダ人は休日、徹底的に休みやがります。

しょうがないのでそのままCollege Streetをテクテクと西へ。

そしていつの間にかLittle Italyに着いてしまいました。

トロントのエスニックタウンのひとつ、イタリア人街です。



といってもカフェやレストランに入るには中途半端な時間だったので、

方向を変えて、再びCollege St.を東へ、そしてBathurst St.を南へ。




Buthurst St.をテクテクと歩いていたら




突然




轟音




が聞こえたので、ビックリして空を見上げてみれば、


赤と白の飛行機6機がピラミッド型の編隊飛行をしたまま、


かなりの低空飛行で飛んでいき、


そのまま


空中一回転


して西の空に消えていきました。。。。

博覧会のイベントのひとつっぽいです。



通りからちょっと方向を変えて、Kensington Marketへと行ってみました。

ポルトガル系や西インド諸島系の移民が入り込んだエスニックタウンで

特に古着のメッカとして有名なようです・・・







ちょっとこれは



治安警戒度最高レベル



な感じ。



どこからか大音響で流れてくるHip HopをBGMに、

狭い通り沿いに所狭しと古着屋やら八百屋やらカフェやらが立ち並び、

観光客やら地元民やらホームレスやらがごちゃごちゃに混じりあい、

なんかものすごく賑わっています。。



しかしこういうところ、



いつスリが出てくるかまったく油断がならないので



財布と荷物は完全防御して通り抜けました。



いつまでこの通りが続くのか結構不安だったのですが、

ある場所で曲がって、えいやっと大通りに出てみれば、

そこはもうよく知ったチャイナタウン

相変わらずスリに注意しなければならないエリアであることは変わらないのですが、

それでも多少は安心してホステルまで帰り着きました。



・・・またしてもかなり歩きました。。



多分こっちに来てから一日平均3〜4キロは絶対歩いている気がします。。

まあそのくらい歩かないと食事のカロリーを減らせないのですが。。




ええ、食事が北米的ボリュームなために、カロリーには気を使います。




というわけで、




本日の夕飯は





肉だぁ。



↑バカ




やっぱこっちに来たのだから、

帰る前にここでしか食えない肉を食っておこうという企画です。



向かったのはFront St.とChurch St.の交差点をちょっと南に入ったところにある

先生お勧めのステーキハウス、THE KEG

こじんまりと輝くネオンにツタの絡まった石造りの店構え、

照明を落とした店内はバーカウンターの周りにテーブル席が並び、

カップルやら家族連れやらでなかなかにぎわっております。



というわけで、先生が



カナダでしか食えない



とおっしゃっていた、Prime Ribというやつをオーダー。



さてさて、どんなのが来るんでしょう。。




・・・








なんか赤いのキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!



ミディアム・レアってこんなに赤かったっけ・・・。



そんな疑問すら感じさせる肉でしたが、



ナイフで切って、洋カラシをつけて、ソースに浸して




パクっ。




・・・




・・・




・・・




(゚д゚)ウマー



いやはや、ほんとにです。

外側の香草の風味と、中から染み出てくる肉汁が合わさって

口の中に入れた瞬間、ジュワッと旨みが広がります。

まさに肉の旨みそのものをダイレクトに味わっている感じです。



そしてさすがは北米的ボリューム

肉も多いんですが、付け合せのマッシュポテトもなかなか多く、

全部食いきったときにはさすがに腹いっぱい。

これにシーザーサラダの大皿とパンがついて25カナダドルは安いです。。。



店を出た後、Front St.沿いにあったパブ、C'est What?や、

トロント最古の生鮮食品市場、St. Lawrence Marketなどを見て

ダウンタウンの夜景を眺めつつ、ホステル方向へ。



途中で、ホステル近くのスーパーに寄り、買い物をしつつ、

顔見知りになってしまった店員さんとちょっと会話。



ええ、向こうの方から俺のことを覚えてくれたんです。



やっぱり俺ってそんなに忘れられない男なんでしょうか。



そりゃ



毎回毎回トラベラーズチェック100ドルで買い物してれば



顔も覚えられるってものでしょう。

また面倒なもの出しやがって・・・と思われているのかも。。。



というわけで、そろそろ寝ることにします。でわでわ。





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