〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2002年11月12日(火) 男だから分かる痛み 医学部に向かうため、吉田参道沿いを自転車で走る。 参道沿いの並木はすでに赤く染まり、朱色の鳥居と合わせて 抜けるような青空と好対照をなしている。 相も変わらず肉眼解剖学実習。本日は「生殖器」。 実は昨日の実習中にメスが3本も折れてしまった。 という訳で、俺が新しいメスを買いに行くことに。 実習が始まってから南部生協に向かい、メス3本購入。 しかしこの新しい切れ味抜群のメス、思わぬ悲劇を招くことに。 実習室に戻り、すでに切断済みの下半身を逆さに吊り下げる。 各実習台、一斉に御遺体が逆立ちで吊り下げられている光景は 今までの実習の中で最もグロテスクな光景だ。 まずする事。 陰嚢(いんのう)の皮を剥ぐ。 この作業、男である俺にとって・・・ 精神的にとても痛い。 さらに作業は進む。今度は 陰茎をタテに切断する。 ・・・・・・ 精神的にものすごく痛い。 この作業中、俺らにとって大事件が! 俺らの班のY君が、メスを誤って手に突き刺してしまった。 新しいメスは切れ味も鋭く、たちまち大出血! 備え付けの救急セットで先生が手当てをしてくれたが、 出血は止まらず、彼は京大病院直行。 |