〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2002年11月02日(土) 秋の散金的古都旅行其の壱京都編 秋も深まりもう11月。 古都こそ秋の情緒なれ、という事で(?)、 久々のオフを利用して、古都の情緒を味わうミニトリップへレッツゴー。 昨日降った雨がまだ乾ききらずに路上を湿らせていた。 愛用の青いマウンテンバイクに飛び乗り、家を出る。 今日の目的は、ただ単に市内を走るだけではない。 実家に送る用に、京都の銘菓3品を購入する事が一番の目的だ。 まずは鞠小路の「緑寿庵清水」へ。 「美味しんぼ」でも紹介された、珍しい金平糖専門店だ。 暖簾をくぐって店内に入ると、建物の大きさにしては意外に狭い店内。 店内には金平糖が詰まった小さな袋が綺麗に並べられている。 ここでは「柚子の金平糖(480円)」を2袋購入。 かなり値は張る一品だけど、俺が自信を持って薦められる京都秀逸の銘菓だ。 今までの金平糖のイメージがくつがえる上品さです。 東大路通りを自転車で走り抜ける。 秋空の下、比叡山が普段以上にその輪郭を際立たせている。 高野で進路を変え、今度は北大路通りを西へ。 北大路橋の真ん中でいったん自転車をとめ、加茂川を見渡してみる。 積雲の向こうの北山はすでに少し色づき始めていた。 ![]() 北大路橋から北山を望む。 烏丸通、堀川通りを越え、道が少しづつ登り始めた。 平坦な京都市中において、北白川と鷹ヶ峰周辺は数少ない坂道エリアだ。 大徳寺前を過ぎ、建勲神社入口の信号を北へ曲がる。 ここからは大徳寺町、大徳寺の境内として広がる住宅地だ。 複雑に曲がる土塀に沿って、竹垣の中を進む。 竹の音がざわめく中、石畳の上をゆっくりと自転車で進む。 いったん境内から出たところに「七野」はある。 ![]() 「七野」と俺の自転車 「七野」は知る人ぞ知る、柚子銘菓の秘店。 大徳寺脇の一角、注意しなければそれとわからないところに こじんまりと存在している。 ここでしか手に入らない「柚子がさね(1400円)」は 俺の中では京都髄一の隠れ銘菓だ。 暖簾をくぐり、店に入るとまたあのおばあちゃんが出迎えてくれた。 お茶を頂きながら、またいろいろお話をする。 |