〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2002年11月01日(金) いっそがしいフライデー 今日はもっと早く起きていろいろする予定だったのですよ。 確かに起きたのは朝9時前。だけど、ベッドから出たのは11時半。 あ〜、激しくダメダメぇっ。 お昼過ぎに医学部教務課に行き、成績チェック。 組織学通ったぁ〜♪ これからもこの調子が続くといいんだけどねぇ。 午後は肉眼解剖学実習。今日は「腹腔内」だ。 昨日腹膜まで開いたから今日はその中身を観察するのだ。 腹膜を切開、大網を切除する。 するとその中には小腸が渦を巻いて詰まっているのが見える。 胆汁が漏れ出して全体的に緑色になってしまっているけど、 胃、肝臓、その奥にある膵臓、そして門脈もよく見えた。 すると前のほうに人だかりが。なんだろう? 前のホワイトボードに1枚の紙が貼ってあった。 その紙には、実習体である御遺体の、 直接的死因と死亡時年齢が銘記されていた。 癌性腹膜炎、肺ガン、癌の脳転移、心筋梗塞、そして老衰、 彼らの命を奪った病名が無機質に羅列されている。 やっぱり癌で亡くなられた方が多いというのが印象だった。 今回俺らが扱わせて頂いている御遺体、 癌で亡くなられた50代の方だということも判った。 大体俺らの世代だったら父親と同じくらいの年齢だよな。 改めて、この実習の重さ、そしてある意味での異常さというのを ひしひしと感じた瞬間だった。 今日はホルマリンにやられて何回か外で休息することに。 とりあえずノドが痛い。頭も痛い。むむむ。 さてさて、今日は恒例、姫路でバイトの日です。 雨上がりの夕暮れ、京都駅まで自転車を飛ばす。 姫路駅に到着し、授業をこなす。 今日は昨日の大阪での授業ほど上手くなかった気がする。 2連続の授業でもちゃんとシュミレーションはしておくべきだなあ。 先生方の間ではやっている占い、俺もやってもらいました。 |