昨日、ハリソンホットスプリングに行った。
メンバーはsaruとAmaliaのお馴染みコンビに加えて、デロン(Darren?)というAmaliaの友達の男の子。何でもオンタリオで仕事をしていた頃の仲間とかで、休みを利用してバンクーバーに来ているとか。彼は21歳。年の差もあってか、Amaliaも手を焼いているらしい。そこで同じ男であるmayugeに声が掛かったというわけだ。ま、刺激の一つということだろう。
ハリソンでのお目当ては、「温泉」。巨大な湖、ハリソンレイクのほとりにあるこのリゾートタウンには、温泉が出ているのだ。湖畔の源泉から引かれたお湯に浸かれるのは、某リゾートホテルと公衆プールの二箇所。以前取材で訪れた際に、公衆プールのほうには入ったことがあるんだけど、これがまたショボいんだよね。ただのぬるい屋内プール。一方ホテルのほうは、宿泊者しか利用できないようになっている。この環境、温泉リゾートにしてはいただけない。
しかし、我々はここで諦めない。奥の手があるのだ。以前このホテル内の様子を見て回ったときに、中庭にあるゴージャスなプールには、「運がよければ」入れることに気付いていたのだ。そこで湖畔のレストランでランチをしながら四人で結託、その「排他的リゾート温泉」への潜入を試みることにした。
レストランのトイレで水着に着替えた四人は、手荷物を車のトランクにしまいこみ、いかにも宿泊客という顔でホテル内へ。Amaliaの上半身はビキニ姿。いかにも「ここに泊まっていて、ちょっと湖畔のビーチへ出かけてただけ」という雰囲気だ。いい感じ、いい感じ。あっしまった、俺も雰囲気出しにサンダル履いてくればよかった。中庭プールの場所を心得るmayugeを先頭に、一行は何食わぬ顔でロビーを進む。間違ってもここでキョロキョロしてはいけない。
そしていざ中庭へ通じる扉へ。ここには鍵がかかっている。宿泊者にしかその鍵が渡されないようになっているのだ。しかしここに盲点がある。鍵の構造上、あるタイミングを狙えば、温泉パラダイスへ入り込むことができるのだ。ここで我々には運良くそのタイミングがやってきた。うしししし。大成功。この後のことは、やや後ろめたいのでここで書くのはやめておこうと思う。いずれにしても四人とも大喜びだった。
良い子の読者の皆さん、この手口、くれぐれも真似しないようにね。はいそこ、「これだけ書いといて…」って文句言わない(笑)。捕まっちゃった人は、当方は責任を負いませんので悪しからず(笑)。
夜にはバンクーバーに戻って、GastownのSteamworksで夕食。実はここに行くのは初めてだったんだよね。ビール好きのmayugeとしては、残り少ないバンクーバーの時間を使って、飲めるビールは全部飲んでおかなければならない。デロン君も大のビール党ということで、二人で何種類も飲んでしまった。それにしても、日中に汗をかいておいただけあって、どのビールも喉に染み渡った……。何気に料理もおいしくて、「もっと早く来ればよかった」と今更ながらに思った。
こちらは良い子の読者の皆さん、どんどん真似してください(笑)。
2003年09月01日(月)
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