diary/column “mayuge の視点
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シャケとホッケ

 今日は、カナダっぽいアクティビティーを一日に二つ……。

 朝五時起きで、まずはサーモンフィッシングへ。『Oops!』のスタッフ参加アクティビティーに招待してもらい、生まれて初めての船釣り体験だ。

 釣り人五人で五時間やって一匹というと、なんだか寂しい感じに思うかもしれないけど、その一匹が釣れたときの様子を、間近で見ながら一緒にハラハラドキドキできたので、充分に醍醐味を味わえた。二班が二日に分かれて行ったわけなんだけど、前日参加組は釣果ゼロだったというから、これはラッキー。

 ちょっと残念だったのは、「船長さん」。豪快な感じの気のいいおっちゃんなんだけど、魚が掛かった時の「血圧の上がり具合」が馴染めなかった……。そういうシチュエーションにはもう慣れっこのはずなのに、異常に興奮して怒鳴り散らすのだ。

 「誰が竿持つんだぁ! ちぇっ、早くしろよ。オラオラ、竿立てろ! リール巻けよ、早く! 何やってんだ。こっちに移動しろ。まだ巻いてるのか、止めろ! ああー、ったくもう!」

 とまあ、そんな感じ。我々はサーモン釣りのド素人だったから、おとなしく言われるままだったけど、そこそこ釣りの腕に覚えがある人だったら、ブチ切れてもおかしくない感じだった。

 でまた無事釣り上がったたら、「オレ様が上げたぜ」っていう雰囲気……。そりゃ指示がなきゃどうしたらいいか分からないけど、お客ってそういう人ばかりじゃないの? 落ち着いて指示して、釣った人に花持たせてあげようよ(笑)。日本から観光で来てこんな扱いされたら、きっとがっかりしちゃうだろうな。二度とあなたの船では行きたくないって思われたら終わりだろうにな。

 ま、何はともあれ、天気もよく、楽しかった。サーモン釣り自体はぜひまたやってみたいものだ。

 で、夕方からは、「ナカジの体験ホッケースクール」。前回の三月以来、二回目のホッケー体験だ。今回はマイドと一緒に予習としてスケートの足慣らしにも行っておいたので、氷に載った瞬間からある程度すいすいと滑れた。その後、パスの練習、シュートの練習までは上々の出来。

 問題は「紅白戦」。参加者を白と黒のジャージでチーム分けして、ゲーム形式の練習となったんだけど、やっぱり思うように動けない。もちろん前回よりはだいぶ上手になっているとは思うけど、うまくなった分、やりたいプレーのレベルも上がるからね。こんな風にスペースへ入り込んで、パックをもらって、相手を引きつけてパス、とか、一応素人なりにイメージはあるんだけど、体はそこまで動いてくれないんだな、これが(笑)。結局、相手チームの経験者にパックをさらわれ、すいすいとゴールに攻め込まれる、というパターンの繰り返し…。

 ま、汗だくになってパックを追いかけるだけでも充分に面白かったけどね。こんなに汗をかくスポーツは他に経験がない。それだけにまたやりたくなるんだよね。

 さて、どちらのアクティビティーも、次できるのはいつになることやら……。

2003年08月17日(日)

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