DOTFAMILYの平和な日々
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さて、ダンナの妹がお寺に問い合わせてみると「そういうことは感心しない」と言われたので、義妹にそう伝えたそうである。すると、
「他の人のことは知らないが、私は輪番ともEメールを交し合う仲だし、ずっと檀家なんだから何をしてもいいんだ!」
と物凄い勢いで怒られたそうである。
ここで再びカルチャーショック!
私のような無知な者が無知がゆえにとんでもないことを言い出したりやったりした場合、お坊さんは「あの人は物事を知らないのだから」と許してくださると思う。檀家ではないのだから教えてあげる機会もない。(もちろんいい歳して「知りませんでした」では許されないこともある。)だが、檀家だからこそ、教えを守らなくてはならないのではないだろうか。少なくとも守ろうと努力するべきではないだろうか。それを、もちろん限度はあるとはいえ、檀家なら何をやっても許されるというのは日本人の発想ではない。(アメリカとはいえ、お坊さんの発想でもない。)もちろん義妹は日本人ではない。だからこそカルチャーショック。
余談だが、浄土真宗では(他の宗派にはないだろうから)「輪番」って呼び捨てにするのか、普通?役職名なのだから呼び捨てにするのが正しい気もする。ちなみにダンナは「輪番先生」と呼ぶ。アメリカ人なりになんとなく呼び捨てし難いものを感じているのだと思う。正式にはなんて呼べばいいんだろう?
騒動はまだまだ続くのだが・・・実際に葬儀中にスライドショーが行われたことがあるのだろうか?そんなこと信じられないとお思いの方もいらっしゃるのではないかと思う。実は私はそう思った。義妹が自分がスライドショーをやりたいために嘘をついているのではないか、と思った。そこで私は、恐れ多くもお寺に電話をして訪ねてみた。「そういうお葬式をやったことはあります。」というお答えだった。
すげえな、浄土真宗、いや東本願寺!
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