DOTFAMILYの平和な日々
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ダンナから「母親が葬式中にスライドショーなんかやりたくないと言っている」とは聞いたのだが、ダンナがやりたくないからそう言っているということもあるので、直接確かめることにした。ダンナは嘘つきではない。嘘が得意の私からすれば信じられないほど嘘をつかない。でも、どうも人の話しを自分の好きなように解釈するクセがあるので、「あの人がこう言った」というのは信用しないことにしている。(嘘つきは人の話しを簡単に信用しない。)
で、電話で問い合わせてみたところ、「やりたくない」とのことであった。私はしつこい性格なので、「どうでもいいのか、積極的にやりたくないのか」と聞いてみたら、「やりたくないと言ったのだけど誰も聞いてくれない」と涙声で言われた。(ダンナはちゃんと聞いてたわけだ。)
自分の父親の葬儀に自分の母親が嫌がることをやるのはけしからん!
と修行が足りない私はそこで怒ってしまった。で、よそ者の私が口を出すことではないけれど、母親が反対していることをどうしてやるのか?そこまでしてやるというのなら、夫を亡くして悲しんでいるお前らの母親の気持ちを自分たちが無視していることを心してやれ!と言ってしまったのですな。
キリスト教徒であるダンナの妹は念のために、「お葬式中にスライドショーをやってはいけないのですか?」とお坊さんい問い合わせた。「感心しません。」というやんわり拒否を示す答えが返ってきたそうである。ダンナの妹はアメリカ人のくせして、この返事を正しくNOと受け取った。無宗教であるダンナの下の弟は、「ようわからんけど、お母さんが嫌がることはやりたくない」。
さぁ、ここで一気に逆転。4人兄弟は3:1でスライドショーをやらないことに決定した。これで目出度し目出度しだと思うでしょ、普通は・・・甘いぜ!
さて、ここからが私がカルチャー・ショックに陥った事件が始まる。
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