DOTFAMILYの平和な日々
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2010年06月16日(水) ついて来んじゃねぇよ!

たかが25年間結婚している位でこういう事を言うのもおこがましいが・・・結婚生活を続ける秘訣は、お互いに理解しあうことを諦めることではないか、と思う。

では本題・・・

先月のことである。友人と会う用事があったので、仕事と勉強の合間を縫って家の近くのコーヒー・ショップで一緒に昼食を食べることした。私の数少ない日本人の友人の一人である。会えば日本語でしゃべりまくる。そいうい時に、日本語がわからないヤツが一緒にいると邪魔である。という訳で、ダンナを置いて一人で出かけた。ダンナは退職してから友人や家族と一緒に昼食に出ることが度々あったので、一回位私が友人と食事に出かけても問題はあるまい、と思っていたが、甘かった!

私がダンナ抜きで食事に行くというのは年に1,2回位のものである。それも昼食であるから、ダンナが働いていた時には全然問題がなかった。ダンナもそういう事には全く文句は言わない。私が出かけて「社交」とやらをやることには大賛成の人であった。ダンナが仕事に行っている間に私が何をしようが、あの人は基本的には文句を言わない。帰って来た時に夕食の準備さえ出来ていれば、他の事はどうでもよい、という人だったのだ。もちろん、今回も文句は何一つ言われなかった・・・が、やたら機嫌が悪くなった。

ついて来たかったのである。おばさん同士の会話(しかも日本語)に参加しても全く面白くないと思うのだが、それを承知でついて来たかったらしい・・・暇だから。仕方ないから、次に外出する時、誘ってみた。

愚妻「スーパーマーケットに買物に行くけど、一緒に行く?」
愚夫「うん!」」

・・・本当かよ?

愚息が免許を取る前は、私が運転手をしていたので、学校帰りによく一緒にスーパーマーケットに買物に行った。愚息は私と一緒にスーパーマーケットに行くことを全く嫌がらない。ガラガラと買物カートを押しながら、自分が食いたい物を次から次へカートに入れていく。日系マーケットに行くと、生ラーメンを買い込んで、家に帰り着くなり、「作って〜!」である。自分で作れよ、ラーメンくらい!金の事など全く考えないから、愚息と一緒に買物に行くと、レジでギョっとなる。だから、スーパーマーケットへは一人で行きたいのだが、そのためにわざわざ出かけるのは時間とガソリンの無駄であるので、どうしても愚息と一緒に買物に行くことが多かった。が、愚息が免許を取ってからは(もう6年も前の事ですな。)、買物メモを持って一人で買物に行き、無駄な買物は一切しないように心がけてきた。

・・・ダンナも愚息と同じなのである。っつうか、愚息がダンナに似てるんだろうけど。いや、愚息より酷い!一緒に買物に行くと、ガラガラと買物カートを押しながら、自分が食いたい物を次から次へとカートに入れていく。ここまでは同じ。問題はここからである。アメリカであるので、普通男性と女性が一緒に買物をする時は、男性がカートを押す。愚息の場合は、カートを押しながら私の後をついて来るのだが、ダンナは自分が興味があるコーナーに来るとそこで立ち止って棚にある全ての商品をじっくりと観察する。たま〜にスーパーマーケットなんぞに来るからそうなのではない。彼はどこに行ってもそうなのである。

一方、私は買物メモを見ながら必要な物をどんどんカートに放り投げたい・・・のだが、買う物を手にとって後ろを振り返ると、そこにカートを押しているダンナはいない。さっき引っかかった所にいるかと思うと、そこにもいない。自分が満足するまで棚を見た後は、私の後を追わずに、自分が興味がある所へ移動するのだ。そこで、私は買う物抱えてダンナを探し回ることになる。一度通った所にはもう戻りたくないので、ダンナを探しながらリストに載っている物を手に取っていく。それほど広い店ではないし、ダンナがいそうな場所というのは検討がつくので、探すのにそれ程手間はかからないのだが、それでもダンナを見つけた時には、私の腕の中は買わなくてはならない物で一杯である。

買物の邪魔をされているとしか思えない!

私はリストを見ながらさっさと買物を済ませるのだが、ダンナはまだ満足していない。私がレジで支払いをしている間に、「これは、今日は買わないだろう」というセクションを検分している。それにしても、ダンナがカートに入れた物は、愚息の買物に比べると随分高い。飲みもしない癖に、変わったボトルに入っている酒まで入っている。ダンナは腎臓を患って以来、酒を飲まなくなった。健康になった今でも、たまにビールを飲む位である。が、飲まなくなった分、お菓子を食べるようになった。特に日本のスナック菓子がお気に入りである。日本の酒やお菓子は当然高い。愚息も日本の食べ物が好きなのではあるが、酒やお菓子には興味が無い。こんなヤツ、買物に連れてくると、金がいくらあっても(無いけど)足りない。

支払いを終えて「帰るよ。」と言うと・・・

「ねぇねぇ、どっかでお昼食べていこ。」

そんな時間ねぇよ!


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