DOTFAMILYの平和な日々
DiaryINDEXpastwill


2010年06月14日(月) 服装が行動を決定する

先日、珍しく家族3人揃って車に乗っていた時(あれは、どこに行っていたのだろう?)にダンナの母親からダンナの携帯電話に電話がかかってきた。翌日、知り合いのお葬式がある、というご報告であった、とダンナは思っている。ダンナの両親はかなり高齢である。が、お葬式に行くんだよ、という報告を一々してくるはずがない。用件は「お葬式に出席したいから、連れて行ってくれ。」という事だと私は思った。

その日は土曜日で、翌日の日曜日にはダンナは何も予定が入っていなかったはずである。が、自分が連れて行って上げようなどとは決して提案しないくせに、「自分で運転していくのは危ないからG(ダンナの弟)に連れて行ってもらえ。ま、事故で死んでも葬式場の近くだから手間は省けるだろうけど・・・」なんぞと言っている。

・・・そりゃ、年寄りに対しては冗談になりませんぜ。

愚息も私と同じ意見であったのだろう。ダンナが話し終わった後、自分の携帯電話を取り出して・・・

「もしもし、おばあちゃん?明日お葬式に行くんですか?何時から?2時半?どこで?じゃ、僕、柔術の練習が終わってからなら時間があるから、2時頃迎えに来ますね。」

・・・こっちの会話の方が普通だろ?

柔術の練習が終わってから汗まみれて行くんかい?と思ったが、愚息はただの運転手である。葬式に参加しないで駐車場で待っていれば良いのである。全然知らない人の葬式だし。

と、思って黙っていたのだが、翌日柔術の練習から急いで帰って来た愚息は、シャワーを浴びて黒いスーツを着て出かけて行こうとした。

・・・えっ?君も葬式に出席するの?知らない人の?しかも、その手に持っているネクタイは何?

愚息は地味な黒のネクタイを締めていたのだが、手には白黒ではあるが幅広のネクタイを持っていた。

愚息「いやぁ、こっちのネクタイは、老人の葬式には派手だろうと思って・・・終わったらこっちに替える。」
愚母「終わったらって・・・その格好でどこかに行くの?」
愚息「うん。」
愚母「どこに?」
愚息「まだ決めてない。でも、スーツ着たらお出かけしなくっちゃ!」

その夜、愚息は随分遅くまで出かけていたようである。翌朝、スーツのジャケットが居間のソファーにかけてあった。が、そのジャケット、愚息が着ていったジャケットではない。一見黒なのだが、グレイの細いストライプが入っている。

愚母「このジャケット、君のじゃないよ。」
愚息「あっ、CJ(愚息の幼稚園時代からの親友・・・まだ親友)のだ。CJが間違えて僕の持ってったんだ。」
愚母「CJのジャケットがどうして家にあるの?」
愚息「昨日CJと一緒に出かけたから。」
愚母「CJもスーツ着てたの?黒の?」
愚息「そりゃ、僕がスーツ着てたらCJだってスーツに着替えるだろ。」
愚母「で、どこ行ったの?」
愚息「Jake’s」
愚母「スーツ着て行くほどの場所か!」
愚息「だって、僕達スーツ着て行く程の場所に行く金、無いもん。」

・・・なるほど。


DOTMOTHER | 掲示板ホームお手紙

My追加