DOTFAMILYの平和な日々
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2010年06月07日(月) 我が家のインターネット状況 2: それじゃテクニシャンという肩書きが泣くだろう?

プログラミングのクラスを取っていた時先生に聞いた話だが、アメリカがIT関係をアウトソーシングするのは、知識の問題が大きいのだそうである。例えば、プログラミング言語の基本なんぞは誰にだって学べる。英会話と違って単語を暗記する必要は無い。知らなければその都度調べれば良いのである。インターネットに載っているソースからコピーしてきてペーストし、ちょこちょこっと変えれば良いだけである。特に頭が良い必要も高い教育を受けている必要も無い。難しいのはプランニングとデザインであって、実際にプログラムを書くことではない。が、アメリカにはその程度の知識を持っている人の数が少ない。従って、高度な知識を持っている人達がプログラムを書く事になる。そうすると、給料だってそれなりの金額を払わなくてはならない。

高度な知識を持っている人はどの国のどの分野だって少ない。思うにアメリカには指示通りにプログラムを書ける中程度の知識を持った人が少ないのではないかと思う。タイム・ワーナーの顧客サービスの例で言うならば、データ・ベースをデザインするにはそれなりの知識が必要だと思うが、使うだけなら大学レベルの知識は必要ではない。専門学校に行く必要すら無い。その程度であれば社内のトレーニングで充分であるはずなのだ。が、その程度の知識を会社が与える気もなければ、社員が習おうという気もないのではないだろうか?そんなことするより、そういう事はアウトソーシングすれば簡単なのだろう。

でも、これって問題ないかい?特にこの不況時には。

私は人種によって優れた人種と劣っている人種があるとは思わない。どの人種でも個人的に頭の良い人とそうでない人はいるだろうが、ほどんどの人は普通であろう。(だから普通って言うんだけど。)どの人種だって、頭の良し悪しはグラフにすればベル曲線になると思う。が、アメリカの成人の場合、このベル曲線の頂点が、著しく左側にずれているような気がする。そして、それは教育制度に原因があると思われる。頭を使う訓練ができていない人が多いのだ。(そういうヤツが我が家にも1人いる・・・2人に増えそうな気配もある。)

そのせいで、暮らしていくために何かと不都合が起こるのである・・・ISPを変える時みたいに。

が、それも根気さえあれば何とかなる。という訳で、我が家のISPはDLSのVerizonのDLSからケーブルのタイム・ワーナーに変更された。それが今年の2月のことであった。

ちなみに、最初に顧客サービスの人から得たピントがずれた答えは完全に間違っていた。タイム・ワーナーが使っている光ファイバーはメイン・ラインだけである。(そうだと思ってたけど。)個々の家には普通のケーブルが使ってある。従って、スピードはDLSとほぼ同じ。しかも、アップロードのスピードはちゃんとダウンロードより遅い。(それって普通だろう?)

が、VerizonのDLSと違って接続は安定しているから文句はない。文句はないどころか、実に有難い。タイム・ワーナー様様である。インターネットへの接続が安定していると、これほど安心して仕事が出来るとは思わなかった。こんなことならとっくに変えていれば良かった・・・あ、でも値段は倍以上になったけど。

散々お世話になったVerizonの顧客サービスやテクニシャンの方々のために、弁解しておくが、VerizonのDSL全体に問題があるのではない。私が住んでいる地区の接続が悪いだけである・・・インターネット未開発地区だから。電話での対応や家に来てくれるテクニシャンの方々は、みんな親切で、丁寧に色々なことを説明して下さる。しかも安い。一月20ドルで使いたい放題だ。が会社そのものが我が地区に金をかけてメインテナンスをする気がないのだから仕方ない。

タイム・ワーナーに変えてから、一度だけワイヤレス接続が出来なくなった。私のPCはモデム兼ラウターに直接繋がっているので問題は無かったのだが、ダンナと愚息のPCがインターネットに接続出来なくなった。我が家のネットワークをPCが探知しないのだ。近所の人のネットワークはたくさん探知するのだが、それを使うわけには行くまい。(セキュリティをかけていないネットワークのなんと多いことよ!)すぐに電話をしたら・・・「明日、テクニシャンがお宅に伺います。」ということであった。

えっ、電話じゃなんとかならないの?今日は来て貰えないの?(ま、私のPCには繋がっているのだから、明日でも良いけど。)

次の日にやって来たテクニシャンは、私のPCのブラウザにIPアドレスを打ち込み、設定をリセットして・・・全部で1分もかからなかった。この程度の事ならなら電話で指示してくれれば私だって出来る。というかVerizonの場合はそうしていたのだ。(ユーザ名とパスワードは私が設定することができた。)わざわざテクニシャンが家に来るほどのことではあるまい。が、タイム・ワーナーはモデム/ラウターの設定のサイトに入るためのユーザー名とパスワードを顧客に教えてくれないのである。(ま、どこかの会社のユーザー名/パスワードがadmin/adminというのに比べりゃましかもしれんが。)そして、電話に出る人にも、それは教えられていない。テクニシャンだけが知っている。それはそれで安全かもしれませんけどね、どんなセキュリティ設定になっているか顧客が知ることは出来ないという事でもあるよな、これは。じゃ、ハックされた場合、会社が責任を取ってくれるわけ?それともセキュリティに絶対の自信があるわけ?

さて、来てくれたテクニシャンにワイヤレス接続が出来なくなった原因を尋ねてみた。すると、「わかりません!」と自信を持って堂々と答えてくれた。

へっ?

色々な可能性はありますが、まぁ、多分これ、これ、あるいはこれでしょう・・・とかいう言い方は出来ないわけ?ユーザー名とパスワードさえ知ってれば、設定のリセットなんて子供でもできるじゃないか。それじゃテクニシャンという肩書きが泣かない?

・・・泣かない、アメリカだから。


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